Touring Report  

'93 GW_中国(山口)ツアー

by 堀米(投稿日:30 Nov 1993)

日程:1993/4/29(木)〜5/6(木)
参加:堀米、鈴木、橋本、G、M
コース概要:=小郡→秋吉台→萩→徳佐→大谷温泉→三段峡→羅漢温泉→岩国→宮島=

Map, Click to Expand 1日目:4/29(木) =小郡−秋吉台(25km) くもり 向い風
 前の晩からの雨で いきなり最初から雨のランかと思っていたら、小郡では思いがけず止んでいてヨカッタヨカッタと自転車を組み立てる。小郡出発で少し道に迷うが、途中から実に快適なサイクリングロードを発見。いやーこの道はよかった。交通量は少ないし「山の中」という感じで、だらだらした坂を黙々と登る。初日なのでちょっとみんなキツそうだった。
 お昼はMさんがみそめたお好み焼屋に入ったらば、もーういかにも地元高校生のたまり場! といった所で、色とりどりのブレーカーを着た私達にちょっとぎょっとした様子。あこちゃん(鈴木さん)と橋本さんはメニューの中に「すいとん」を見つけ、さっそく食べておりました。味のほうはどうだったのかしら...これはおばさんの「愛情たっぷり」だそうで。
 秋芳洞は実にスケールが大きくてライトアップも見事。来たかいがあった。
 さて、帰って来た宿でくつろいでいると、いきなりあこちゃんがものすごい悲鳴をあげたのでびっくり! 何事かと洗面所に行った橋本さんまで悲鳴をあげはじめたので、えーっ、なにごとかと思ったら、なんと見るもおぞましい20cmはあろうかという 大ムカデ がもぞもぞ...と洗面台をはいまわっているではないですかっ。排水口に閉じ込めて出てこないようにしたのはいいけれど、一同身の毛がすっかり突ったっていました。この3人の絹をもつんざく叫び声をとなりの男性陣はなんと犬の遠ぼえだと思っていたそうで、橋本さんは「あてにならないっ」とフンガイしておりました。


2日目:4/30(金) 秋吉台−青海島−萩(66.8km) くもり時々晴れ
 この日は、はじめっから、いきなり10%以上はありそうな急坂が目の前に立ちはだかり、いささかめげる。カルスト台地の中の散策路(長者ヶ森に抜けるダート)を通っていくと、エンジ色ジャージの高校生集団とぶつかってしまい、ダートで転ばないようにするのと人をよけるのに精一杯で景色までなかなか気がまわらない。途中、小休止の時に「このカルストは学術的にドリーネ、ウバーレ、ポリエ、カーレンフェルトといったものに分類される」といった旨の看板を読んだ後、みんなが一日中思いだしては呪文のようにぶつぶつ言っていたのは、なんともおかしかった。
 前日にひきつづき洞くつ探訪をしよう、と入った大正洞では、それぞれに渡される「マグシーバー」を耳に付け、説明と音楽を聞きながら遊歩道を歩くのだけど、ゴキさんはこれをつけなかったため、他の4人がいきなり笑いだしたり、訳のわからない事をしゃべりだすのでブキミがっていた。そりゃそうでしょうね。三隅町への道は、だらだらとした登りがあったり、けっこう向い風で少しつかれてしまった。
 この日の第二の目的地、青海島では遊覧船で奇岩探勝を楽しむことにする...が、寒い! 水しぶきはとび散りまくり、風吹きまくりで、天気が良ければもっと楽しめたのに...と残念。船を降りる頃にはみんな身体が冷えきっていたので喫茶店で一休み。萩までまだ30km弱あるのにもう4時をまわっており、先を急ぐ。海岸沿いの道はけっこうアップダウンの多い道だったけれど、海がみえたり線路がみえたり、殆んど車も来ない走りやすい道だった。萩に着いたのは7時すぎ。
 ようやくたどり着いた民宿「かどや」は和風ペンションという感じでごはんがおいしい! カレイの空揚げ、珍しいエイの刺身やもずく、白身魚フライと海の幸づくめで、あこちゃんはじめみんな顔がほころんでいた。美味しいごはんがサイクリストの明日の活力なのでありますね。(それとビール! てか。)


3日目:5/1(土) 萩−長門峡−徳佐(58.2km) くもり時々はれ
 萩観光からはじまる1日。Mさんがトップ走ったコースは萩の趣の深い町並みを回る、という熟慮の上でのコースだったのだが、特に止ったりしなかったので私は名所をぼーッとしたまま通過してしまい、Mさんをがっかりさせてしまった。(ゴメンナサイ。)まさに日本家屋、といった菊屋邸や木戸孝允旧宅など見て、町のはずれの豊場川では道沿いの堀を泳ぐコイを見つつ、自転車を降りて散策。駅前で昼食をとって出発する頃にはもう1時をまわっていた。
 阿武川沿いの道は交通量も少なく走りやすい。山口県って、けっこう観光地でも、自然との共存がみられる所で人も少ないし穴場かもしれない。さて、今日2つ目のメイン、長門峡でなんとか遊歩道を走れそうだったので、そのままつっきる事に決定。まあ部分的に舗装されてるものの、殆んど押し。のんびり歩くハイカーやカップルにひんしゅくかいつつ(?)川沿いをのたのた行く一行であった。天気は今ひとつだったものの、緑がかった川面と新緑はキレイ。
 さて、この遊歩道にもかなりかかってしまいようやく抜けたら4時。今日の目的地、徳佐まではまだあるぞーと突然ペースup。あまり走れずうっぷんのたまっていた(?)あこ氏、いきなりMさんをちぎる走りを展開し、私はうしろからみていて、ひゃー、つかれたー、などと思っていたのでした。
 徳佐駅前(ホントに目の前)の宇佐川旅館のおばあちゃんはやたらに腰のひくい人で、んーなかなかいい所なのでは?と思っていたらば、フロ上がりに着たここのゆかたはすごい! のりの原液に24時間浸しておいたのではと思われるほどのバリンバリンで、着ると痛い! さらにおどろいたことには、まるで形状記憶の繊維のように形がかわらないので肌に密着せず、着て歩くと脱げてくる! いやーびっくりしましたよ。これを着こなせたのは、のりの比較的うすかった橋本さんとむとんちゃくな(?)ゴキさんだけでした。


4日目:5/2(日) 徳佐−津和野−大谷温泉(70?km) どしゃぶり
 朝、窓に打ち付ける風と雨の強さにびっくり。一日中止らないらしいという事で、急きょ津和野までとりあえずの輪行決定。津和野についても、あいかわらずの雨でんMさん以外カサもなくカッパを買う人も。さて、まず葛飾北斎美術館へ。私はあまり浮世絵とかに興味はなかったけど、とても良かった。漫画絵はすっごく可愛いし、魚なんかはものすごく精密にかいてあるし「版画のできるまで」といった説明コーナーも設けられていて、わかりやすい。雨のせいか人も少なくゆっくり見られた。晩年名乗っていたという画号「画狂老人卍(まんじ)」には笑ってしまった。怪老人登場! という感じである。
 津和野は萩よりよっぽど観光客が多くてみんなゾロゾロ。昼食後、5人は輪行隊のM、橋本さん、私と激走隊のゴキ、鈴木に別れることに。雨の中走りだす2人を駅で見送ってから3人は益田まで輪行。電車でうとうとゆられてるうちに雨が止んでくれれば...の願いもムナしく、とりあえず見たかった医光寺に行こう! と雨の中走りだす。不完全な雨具で中までぐっしょり。寒いっ。医光寺には雪舟が設計したという日本庭園があり、雨にぬれて中々情緒があった。しかし3人はひんやりした寺の中でますます寒くなってしまい、早々に出発。
 雨で増水している川ぞいに山間をちょっと登っていくとめざす「かじか荘」。10キロ位も走っていないのに全身ぬれネズミ。1時間くらい後に激走隊も到着し、ようやく全員そろって一息。ここは全工程中最も宿泊費の高い宿で(1万だっけ?)おフロはひのき造り、食事は一膳にのりきらないくらい、となかなかグレードの高い所なのでした。さすが社会人のツアーなのです。


5日目:5/3(月) 大谷温泉−三段峡(92.6km) くもり
 雨はあがったものの、この日はものすごく寒かった。12℃くらいしかなかったのでは...。
 昼食をとりに立ちよった匹見町では飲食店はおろか売店もなく、よーヤく見つけたおばあちゃんの店でゴキさん期限切れチーズかまぼこを買い大笑い。でもなぜかここには「ウッドパーク」という田舎に突如出現したレクリエーション施設(?)のような所があり、おばあちゃんに教わってそこで昼食。「うずめ丼ぶり」という聞いたことのない食べ物があり、新しもの好きのあこちゃんが頼んだところ、わさびききまくり、うひー、という感じではまっていた。ここを出る時、Mさんが配ってくれたミルクキャンディの包み紙で一同しばし盛り上がる。あのいわゆる和製英語でうたい文句が買いてあるんだけど、これがすごい。"At last! Not a too sticky calcium-enriched soft candy. Both tasty and healthy"とか書いてあり、大笑いしてしまった。しかしこんな事ツーリングとは何の関係もありませんね。
 で、とにかくこの日はひたすら走りまくりの日。予期していたよりもかなり走行距離がのび、92キロくらい走った。しかもものすごい冷え込みで、止っているとあっという間に汗がひいて寒い。でも国道をさけて走った聖湖周囲は車も少なく、キレイだった。あまりの寒さと走りっぱなしだったので、めずらしく途中でコーヒーブレイクが入る。激走隊の2人は前日の雨中ランで少々不調気味で、他のみんなもけっこう疲れていた。
 ようやくその日の宿「くりはら」に着いたらかなり疲れてた橋本さんはおこたでそのまますうと眠ってしまい、みんなおこたのまわりでぼーとしてしまうのでした。しかしこの宿は良かった! 晩ごはんはすぐ近くの川でとれた山女、自家製のたくあん、さしみこんにゃく(自家製というのにはびっくりした)、炊き込みごはんetc. きわめつけは自家製果実酒! 10種類以上のメニューがあり、その中から5酒類頼んで利き酒みたいに回し飲み。みんな甘かったけど「ぼけ」が個性的で「こんめ」は特に甘い。おばさんがまた面白い人で「タカをくくってここのマムシ酒をお代わりしたおじさんは夜中に鼻血だしちゃって大変だったのよー」という話には笑ってしまった。私達がふだん買うような食べ物はほとんど山や川でとってきて自給自足という感じ。いいなあ。夕食後、かなりみんなつかれがたまっていたため急きょゴキ先生のアンマ講習会となる。そのせいか夜おそくまでみんな起きていたが、Mさんだけはいたずらでマクラを頭の下からひっこぬかれてもしっかり取り返して熟睡し続けていた。エライ!


6日目:5/4(火) 三段峡散策−羅漢温泉(41.8km) はれ!
 前日とうってかわって暑い位の良い天気。はじめて好天に恵まれる。走行距離は短いため三段峡散策しよう! という事になるがこれにはまってしまい往復歩き続けて4時間! 疲れてしまった。でも天気はいいしハイキング気分。あこちゃんとミョーな短歌つくりをはじめちゃったらとまらない。「三段峡、川の青さにほだされて手と手とりあう男と女」(よみびと:あこ氏)あこちゃんの歌は何かというと男と女が手と手とりあっちゃうのだ。ゴキさんもつられてヘンなダジャレを次から次へと考案し覚えてないのが残念だけどほとんど食べものがらみ。遊歩道の途中で舟にちょっと乗り、メインの三段滝までは歩く歩く。帰りがなんかとても長く感じられた。つかれちゃったので三段峡入口の食堂でおひる。
 さて、ようやく出発なんだが、あつーい。思わず橋本さんと2人であやしいサングラス兄弟と化すのであった。この日の道も車の少ない山間の道だったけれど小さいアップダウンがあり、散策と前日までのつかれがすぐ脚にきてしまう。おまけにその日の宿、羅漢荘がどこにあるのかよくわからず、ようやく見つけた「ドライブイン羅漢荘」では「ホテルは新築されて4キロくらい(坂の)下にある」といわれ坂をくだっていくが4キロすぎても見つからない。ゴキさんが1人であるかどうか見に行ってくれて、ようやく発見。急坂を自転車押し上げていくと和風喫茶が入口にあり、なかなかオシャレ。しかしなんとなく中のつくりはアヤしいホテルのような感じ。
 さて、フロに入ってほっと一息、ごはんだーと、たたみのへやへ移動すると、ええっ?! すごい!! フルコースのような料理が。メニューまで書いてあり、本日は(1)グリーンピースのスープ(2)長いもとワカメのミツダキあえ、枸杞子(くこし)のせ(3)鹿のタタキ(ガーリックソース)(4)山女の塩焼(5)煮しめ(6)刺身(7)薬草そば(8)グレープフルーツなどと書いてある。あまりの料理のすごさに料金の事を考えて私は青ざめたほどであった。でも料金は当初通りでどうもここは藥膳料理にこだわるシェフのいるホテルだったらしい。みんな自然に顔もほころび食べつづけていたところ、いきなりあこちゃんの「ひっ」という悲鳴、そのあと「いやーッ! ! ! 」なんと彼女の頭の上に(またしても)ムカデがのっかっており、なんかもぞもぞするなあと手をやったら「ぽとっ」とムカデがタタミにおちてきたのである。あこちゃんは、もう半泣き状態。宿のおばさんがわりばしで連れ去っていってくれたがびっくりしたー。となりにいた橋本さんはあこちゃんの頭の上のそれがムカデだと先に気づいたがおそろしくてあこちゃんに真実を言えなかったそうである。私はといえば、あこちゃんの悲鳴におそばを持ったまま立ち上がってしまい、そのあと、おかしくておかしくて笑いつづけ、しばらくごはんも食べられなかった。いやーごめんね。でも時として人の不幸は、はたからみると異常におかしいのです。こんなわけで悲喜こもごもの夜でした。


7日目:5/5(水) 羅漢温泉−岩国(59.8km) はれ
 この日も引き続き良いお天気にめぐまれ、川沿いのサイクリングロードのような道を気持ちよく走る。この日はゴキさんが不調で、うしろで1人黙々と走っていた。岩国に近づくといきなり交通量が多くなり、ひやひやしながら走る。国道をさけようという話もでたけれど、結局そのまま走って錦帯橋へ。私はこの橋の予備知識がなかったんだけど実際みてみると、これはすごいっ。アーチ型の橋が3つ連なっているような感じで昔の人はよくこんな橋を作れたもんだなあとしみじみ感動した。この日は偶然近くの米空軍の航空ショーをやっており、爆音と共に飛行機がアクロバット飛行をしていた。さて、有料の橋を渡って対岸へ渡り、水ぎわでぼんやりする。暑かったので水浴びしている子供もいた。のんびりしたあと、さて宿へ行きますか...とまた橋を渡って戻り自転車にのろうとすると、はたとMさんが「カギがない」。自転車のワイヤーロックのカギをどっかに落としちゃったようで、みんなあわてて通って来た道をうろうろする。水ぎわで座ってた時においてきたのかも、とMさんはまたしてもお金を払って橋を渡り、対岸へ。残った4人は対岸を見つつ、心配してMさんを見守っていた。
「Mさんは?」
「あっ、いたいた、捜してる捜してる...、ないのかな。あれ、戻ってくる」
「あきらめちゃったんですかね」
「いや、Mはそう簡単にあきらめるやつじゃないよ」
などとMさんの性格分析までされちゃったわけですが無事カギは見つかり、一件落着。
 さて、この日の宿は国民宿舎のはずなんだけれど、あるはずの所に行くとあまりに立派な門構えなので間違いなのではと尻ごみしてしまう。そこに荷物をおき岩国城を見に行こうとするが山上までは遊歩道で、自転車はムリだったのでロープウエイで上へ。もう時間でお城には入れなかったのでブラブラして最終のロープウエイでおりてくる。その日の晩ごはんはふつうだったけれど岩国寿司という押し寿司みたいなものを出してくれてうれしかった。


8日目:5/6(木) 岩国−宮島+++広島、帰京(27.5km) 曇り
 あこちゃんはこの日の朝もう帰らなければならないので岩国で別れる。あとの4人は宮島へ向かうが、まず、ちょっと車の少なそうな道を選んだらいきなりの急坂。さすがに押しが入ってしまう。そして国道2号線に出たとたんものすごい交通量!  道はせまいしトラックは多いし排気ガスはひどいし...いつあおられて倒れるかと、ひやひや。何とか宮島に着いたものの、一同考えこんでしまう。Mさんはもう今日帰ると言うし、広島まであの道をまだまだ走るのかと思うと...と残る3人はげんなり。結局、広島泊をキャンセルしてそのまま帰っちゃおう! ということになる。じゃあとりあえず宮島観光。ということで船にのる。桟橋をおりていくと、あれっ鹿だ。かわいいなー。などと言ってたら実はいるわいるわ奈良公園みたいにたくさんいた。物欲し気によってくるシカを尻目にごはん食べよう、と近くの食堂に入る。注文してほっとお茶なんか飲んでいたら外から店のおじさんが入ってきて「あのー自転車で来てるお客さんいますかー?」という。まさか自分たちのことだと思わなかったので、ぼーっとしてたら、おじさんがきて「これあんたたちのじゃないの」と差し出したのは何とかみちぎられてボロボロになった橋本さんのガイドブック。びっくりして外に見に行ったら自転車やフロントバッグは鹿の毛やよだれでべたべた。橋本さんの本はちゃんと上のところに押し込んであったのに鹿がそれをひっぱりだしてかみちぎっていた所を店の人がみつけてもってきてくれたそうで、いやはや...おまけにさらについていない事には今回行った所の地図がほとんど食べられちゃっており、橋本さんは「どうせなら今回のツアーと関係ない所にしてくれればよかったのに...」とがっくり。泣き面にハチ状態。
 とりあえず気をとり直して、ここの名所厳島神社を見に行く。前年の台風でかなりあちこちこわれたようで補修工事中の所ばかり。せっかくの風景もクレーンが背景になってしまう。しばらく散策してもどってきたら置いといた自転車はまたシカにまとわりつかれたようでベタベタしていた。さて、広島まで輪行。少しくらい広島観光できるかなと思ったけれど、新幹線の発車にまにあわせるため結局地下街をうろうろして終わってしまった。楽しみにしていたお好み焼きもKIOSKで真空パックのおみやげを買うというアマチュアな私。悲しい。まあそこで夕ごはんも買って、がらがらの新幹線で帰る夕食に太巻を買ったゴキさんは包丁をいれてもらうのを忘れたため、醤油もなく棒のままかじっていた。前に読んだ椎名誠のエッセイで、椎名誠もまるっきりゴキさんと同じことをしていたのを思いだしたので、おかしくて笑ってしまったのでした。かくして、’93 GWランは終わったのです。めでたしめでたし。


<あとがき>
 私のレポートは走ったコースよりも、おかしかった出来事とか、おいしかった食べ物とかにかたよってしまうので、あまり参考にはならないでしょう。コース云々についてはゴキさんにきいて下さい。全体的な感想としては、短かった割に(私には)けっこうきついランでした。脚にかなりつかれがたまってしまい、後半は殆ど惰性で走っていたという感じ。体力が現役のころよりおちたのか、自分のペースよりもはやかったからか、まあもうちょっと体力をつけねばと思ってしまったのが実情です。さいごに、このレポートを殆ど1日でかいたのでつかれた。


関連リンク:
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