オジサン達の妙義山

by G(投稿日:4 Nov 1996)

Map, Click to Popup 日程:1996/10/26(土)〜10/27(日)
参加:DON(計画)、那珂、G、浦野
コース概要:松井田−下仁田−松井田

 DONちゃんの誘いで、久しぶりのサイクリングに行く。最終的に集まったメンバは30代後半の男4人。これからオジサン街道まっしぐらの年代である。妙義山は2年前に走ったことがあるが、今の身体には結構きついだろうなと思っていた。


1日目:松井田−妙義山−下仁田  10/26(土) 曇り
 朝4時頃からウトウト目を覚ましかけるが起きれない。昨晩は、服のまま眠ってしまった。5時50分やっと起き上がり、DONからのE-mailで電車の時間を確認する。が、もう間に合わないように見える。目を覚ますために昨晩洗った洗濯物を干し始める。ほどなく、6時20分に出れば間に合うとわかる。干しながら、着替え、荷物を準備して、ギリギリで出発。西国分寺駅での久しぶりの輪行はスムースにできた。上野駅につくと特急あさまには自由席への長い行列ができていた。早々に指定席車両のデッキに場所を確保する。10時前に松井田駅につくと、DONは同じ電車で来ており、那珂と浦野は車で早く着いて待っていた。
 さて、まず逆方向となる市街へ買い出しに行く。小さな坂でスピードが落ちる。1 km程の道でもう疲れているので先が思いやられる。妙義山へ向かって走りだすと徐々に勾配がきつくなる。あまりの遅さのせいか、道端で休んでいるレーサの集団から笑い声が聞こえる(皆は関係ない笑いだと言うが...)。ギヤはもう後がない、これが現実。坂が一番きつい土屋ホテル前で小休止。まだ、5.9 km。ここから一旦坂は緩くなる。妙義神社をパスして進むと車も少なくなる。紅葉にはまだ早いようだ。今日はお猿にもお目にかからない。また、坂が始まり、以前と同じ場所で休憩。まだ、9.2 km。ここからの上りでは吹きさらしとなり向かい風に止りそうになる。奇岩で構成された山の景色は妙でおもしろい。DONは先週走ったせいか調子が良いようだ。浦野はへばって遅れぎみ。ピークは近いが、さくらの里入口前で坂がきつくなりまた休憩。ピークの中岳神社前には丁度お昼に到着。ここまで、14.3 km、上り400 mちょっと。
 とりあえずベンチで昼食をとるが、吹きさらす風で結構寒くなる。あったかいお茶が欲しいところだ。宿は近いので、ここの見晴台へ登ることにする。これがなかなか重く、疲れた脚にはしごきである。おまけに浦野以外は全員SPDシューズなのですべりやすい(普通のレーサシューズに比べれば断然歩きやすいのだが)。急な坂を登っていくと、所々きれいに紅葉している。重労働のかいがあって、狭い岩の上からの見晴らしはすばらしく、感激。この後、ここらで有名な石門へ行くと、オバチャンが主力の登山客が群れをなしており、圧倒される。ここからの眺めもGood。疲れちゃったので、大砲岩や蝋燭岩は遠目で見て、降りることにする。元の場所に戻ると2時間も経っていた。
 もう全身疲労。早いとこ宿に向かうことにする。久しぶりの下りは全く感が取り戻せず怖い。道なりに曲がるだけだ。前を行く那珂とはすぐに離れてしまう。ほどなくして、車につまってしまった那珂に追い付く。下りを楽しむレベルにはないので、ゆっくり行くのがラクチンである。国道に出て下仁田を外れるとすぐに宿が見つかった。丁度3時、まだ明るいうちに着いた。ここまで、29.2 km。これでも、この夏にMと一緒に走った距離の倍だから、エライ。
 宿の入口はまあまあ立派だ。部屋は上だとオバチャンに言われ登っていくと、2階までは普通だが3階以降は渡り廊下の床がペコペコと沈んであやしい。結局5階まで行くとさっきのオバチャンがいて、部屋はすぐ下だと言う。傾斜に沿ってできているらしく片側の窓の外は地面だ。外はまだ明るく、することもないので、とにかく風呂に入ってほっとする。久々のゆったり感。部屋に戻ると酒を買いに出る。那珂と浦野は先にビールをあけるが、DONとGはメシまで我慢する。6時になって別室で夕食となるが、皆の期待に反して、質、量ともに豪華である。Gは4杯もおかわりしてしまった。そんな訳で、部屋に戻って酒盛りを始めるがもりあがらない。日本酒の中瓶とビール2本は翌日の荷物となってしまった。早々と皆眠ってしまった。
 宿泊先:岩山センター(福わ家)(0274-82-2320)一泊二食6500円


2日目:下仁田−軽井沢−松井田  10/27(日) 晴れ
 いい天気。ちょっと寒くて眠たいが気持良い目覚めだ。昨晩最初に寝付いた浦野は夜中に某氏のイビキで目が覚めたというが(Gでしょうね!)、朝から調子が良く、一人だけ3杯もメシを食う。
 9時に宿を出発。買い出しの後、下仁田駅でトイレによる。駅前はキレイになっていた。しばらく割とすいた平地の国道を行くが、浦野が速くてついていけない。10時ちょっとで、県道への分岐に来る。10.8 km。ここから和美峠への登りだ。しかし、この分岐のコンビニには妙に見覚えがある。それもそのはずで、以前通っているのだ。宮城さん等の女性陣をつれて昨日今日のコースの大部分を日帰りしたのだ。ショートコースだと勘違いしていた。今更ながら皆良く走っていたものだ。



和美峠に向かって上る那珂とドン。上に見えるのは上信越自動車道

 川沿いをじわじわ上っていく。最初はゆるいので後が怖い。川に夫婦岩(岩の上に載った二つの岩)なるものがある。この辺は地震が少ないのか、奇跡的なバランスでとどまっている。川から離れるとグイグイ上りだす。天気は本当にいい。少しは紅葉も見られる。大分上に来て、休んでいると、バイクのニイチャンに道を聞かれる。ここらの交通事情も上信越自動車道のおかげでかわったようである。それにしても、浦野は調子良く、誰もついていけない。朝飯パワーであろうか。こちらは、最後のつづら折れではほとんど止ってしまった。横川への分岐で合流する。ここからほぼ平で和美峠はすぐだ。ちょっと休んでいると、今度はマウンテンバイクのニイチャンに道を聞かれる。裏妙義林道に行きたいようだが、通れるかな。女の子を含む3人組で結構軽装備だが、パワーはありそうだ。ウラヤマシイ限り。
 和美峠には12時ちょっと前につく。ここまで23.9 km、上り800m。これでもう上りはない。別荘地のゲートをちょっと入って、昼食にする。別荘地の上の方は展望がありそうだが、峠からはほとんどない。昼食を取って、芝で寝転がると太陽がふりそそいで気持いい。最高だね。ここで、荷物になっていたビールを出すと濡れタオルに包んであったおかげで少し冷えている。
 一時間程休んで、軽井沢へ向かって走りだす。ほとんど平地。南軽井沢あたりから急にあたりが騒がしくなる。ゴミ捨てに軽井沢駅による。いい日旅立ちが流れている。結構な人混みで、場違いな我々はすぐに退散。ほどなく碓氷峠につく。ここからいよいよ下りだが、結構車が多いので、あまり楽しめないだろうな。景色がいいとこあったら止ろうねと決めて、那珂から下り始める。つづら折れの下りは緩く、車の列の後ろではつまらない。特になにもなく過ぎていくと、那珂が急に止る。おさるだ。那珂は写真をとりながら近づいていくうちにおさるにおこられてしまった。
 つづら折れも終わりの方になるとカーブに旧鉄道橋が見えるところがあり休憩。レンガ作りの立派なものだ。もう少し行くと、眼鏡橋で有名な旧鉄道橋(3号)があり、上に上ってみた。眺めもよく、碓氷峠下りのハイライトってとこだ。両側のトンネルは真っ暗だが通じているようだ。(ここは廃線派のサイクリストにはメジャーなとこらしい。)
 横川まで下るともうほとんど平地だが、線路沿いのゆるい下りはレーサには格好の道だ。脚に疲れを感じることなくビュンビュン(?)飛ばす。ランドナーの浦野には悪いが、ここは気持よく走らさせてもらう。あっと言う間に松井田駅に到着。まだ3時前だ。ここまで、55.7 km、昨日の倍も走って満足。ここで、電車組と車組に分かれて解散となる。家には8時台にかえることができた。今回は、同じくらい脚の衰えたメンバだったので、全く自由に走ることができて楽しかった。