ツーリングレポート: どんべえ峠

日時:1997/11/8(土)
参加:G、浦野、ドン
コース:石和温泉ーどんべえ峠(蕪入沢上芦川林道)ー鳥坂峠旧道ー石和温泉
集合:JR石和温泉駅に10時。 浦野とドンは車で来た(石和町役場に駐車)

 快晴、風もない。Gは電車をミスし、20分遅れで隣駅から走って登場。慌ただしくスタート。御坂方面への国道は途中まで道が狭くて非常に混むので、裏道で行くことにする。浦野は、温泉に入ってから今晩のワールドカップに余裕で帰るには、2時に戻りたいと言う。ええ?どうも、コースを良く見ていないらしい。1200mは上るので、峠で2時だよ!ドンと浦野は、聞いてないよ〜と言いながらあきらめて上りだす。裏道はきついが走り易い。このあたりの山はまだ紅葉している。快調に走り、十郎橋に出た所で国道に合流。ちょっと行くと、道が広くなり、交通量も減ったように感じる。目の前を通りすぎた競輪選手の後ろを追って、しばらく走る。新田のバス亭を過ぎ、右に林道入口を発見。通行止めの看板はあるが、工事期間はとうに終わっているし、冬季閉鎖はまだだ。ここで、ちょっと休止。ドンちゃんは、たまらず近くのパン屋で食料補給する。
 最初はキツイがすぐに丁度いい坂になる。数人のオッチャンが降りてきて、今日は工事がないとか言っているが良くわからん。その後は誰とも会わず、今日は我々だけの貸し切りだ。気持いい道である。 林に囲まれた道を進み順調に高度を稼ぐ。途中、クマ注意の看板に二度出くわす。ちょっと、ベルならしてみたりして。あと上りは200m位か、4号橋で昼食にする。浦野とドンは橋の上でしばし昼寝。ここから、景色が開けてきて何度か写真を撮りながら上を目指す。最近、崩壊箇所の大きな工事したらしい。以前、ムトウさんと来た時には4kmの石ころダートだった道はほとんど舗装されていて楽ちんだ。上に見えるあの道路が頂上だとか言いながら、一旦ピークを過ぎたあとに、どんべえ峠に到着。ちょっと寒いのですぐ下ることにする。しかし、コンクリート道には大きなひび割れが無数に入っていてレーサにはとてもツライ。ランドナーの浦野だけは、スイスイ気持良く下っていく。芦川集落につく頃には少し暖かくなったような気がする。集落内のせまい道を進んで鳥坂トンネルへ近道する。既に新鳥坂トンネルが出来ているのだが旧道へ行く。驚いたことに、旧トンネルは完璧に塗込められ塞がれていた。ここまでするか!もどって、新トンネルを通過すると、ここから楽しみな下りである。だが、新道には縦のサイピングが施してありコーナーが走りにくい!道が直線になり下りが穏やかになると普通の舗装になった。あっと言う間に石和町に入る。まだ明るい内に浦野車を停めた町役場に到着。ここで、解散し、Gのみ電車で帰った。(G 記載日:15 Feb1998)