ツーリングレポート: 妻坂峠

日時:1997/12/6(土)
参加:G(計画)、DAZ、ドン
コース:東青梅ー成木ー小沢峠ー名郷ー妻坂峠(かつぎ有)ー横瀬
集合:JR東青梅駅に9時00分。

 快晴に近い朝、DAZ氏めずらしく最後に登場。今日は山王峠をまわらず最短コースで行くことにする。成木街道のトンネルは排気ガスで真白なので、閉鎖されてる旧道への横道に入る。見覚えのない小さな真っ暗なトンネルが現れた。何かおかしいと思ったら、さらに古い旧道に入っていた、ちょっとした御愛敬。旧道のトンネルの上に出た。順調に飛ばして小沢峠をクリアし、山の家前で一服。ここにトイレあるの知らなかった。車も少ない平坦な道を進み、名郷の分岐に11時到着。ここで、山伏峠ではなく、初めての妻坂峠への道に入る(一部は未完の県道73号)。静かな道。キャンプ場のエリアをすぎると鳥首峠との分岐にでた。ここで、右に曲がると傾斜がかなりキツクなる。何度か休憩しながら進むと、20%を越える激坂があらわれた。これを何とかクリアすると舗装道が突然行き止る。沢を越えていよいよ山道に入る。案内板には20分とある。(事前に調べて知っていたが、短くてラッキーだ。)かつぎは得意なGは先に進むが、ドンとDAZは重い自転車にてこずっている。途中で大休止。無音の世界、空を眺めるとこんなにも杉の木が揺れていて驚く。沢沿いの道からはずれると、歩きやすいが傾斜のきつい道になる。ほどなく峠に到着、だいたい1時。正味の上りは25分だから、結構いけてる。尾根筋を降りてきたハイカーと二言三言、彼らは返る時間だ。昼食を食べた後、栗の木の下でしばし昼寝をする。イガは痛いが、日があたれば気持いい。
 サドルを下げ、気合いを入れて降りる。最初はビビッて乗れないが、少し先から乗れるようになる。出だしだけの問題、せまい所は30cmくらいだけど、ほとんど行ける。(本当に危ない所はおりましたけど。)これが本当に楽しい!!最後の沢筋の石ころ道は押しになりすぐに林道へでた。こちらからは不明瞭な入口だ。右はすぐに行き止まりなので左へ下る。Gはここで前輪バースト。調子に乗ってタイヤを痛めていたようだ。いつものテープで完璧に修理し再スタート。しばらく下ると、通行止め標識があり。この道が工事中の新らしい林道であることが分かった。走りやいダートを下り、舗装道に出たと思ったら道が真白になる。武甲山の石灰採石場群を通る道に入ったのだ。これで、ハイカーがこちらに下らなかった理由が納得できた。ほどなく西武線の横瀬駅に到着、まだまだ明るい3時だ。今日はここらでやめるのが丁度いい。駅からちょっと離れた喫茶店で、1時間ほどダベッテから、ゆっくりと輪行して帰った。(G 記載日:12 Feb1998)