日程:2010/7/17(土)~ 7/19(月)
参加:G、馬場、野田、篠原、コメ、滝口、他HUCC-OB
コース:=千歳駅→夕張→夕張→新千歳空港= (52km-3.7h/52km-5.3h/85km-6.6h)
ツーリング記録 参照
メモ:
初日はのんびりと田園風景の中を走った。思ってもいなかったが中々良い景色で気持ちよかった。宿は高校の跡を合宿所に改装したものだが、形は学校のまま。吹奏楽やらの若い子達の合宿も行われていた。連泊の二日目は馬場、滝口と近くの林道を走った。正確な地図が無い状態で行けるとこまで。最終日は皆と朝に分かれ、野田と林道を通って千歳空港まで走った。この日はかなりの激走だった。(G記:2014/8/12)
1日目:7/17(土) =千歳駅★→G札幌CC→三川駅→夕張 (距離52km) 晴れ
茨城に移ってから二回目の北海道OBラン。千歳駅集合は2005年以来かな。やっぱり涼しい。
お昼過ぎに、良い天気の中、のんびりスタート。。。と思いきや、追い風の中、南野さん初め、皆30km/hオーバーですっ飛んで行く。ひえーっ、すぐに見えなくなってしまった。寺沢さんとオーラスをゆっくり走る。
待っていたメンバに先導されてゴルフ場前を通るショートカットの道に入ると、これがなかなかの坂。ここの後から緩やかな丘の上を走るのだが、思ってもいなかったことに、富良野か美瑛かという良い感じの風景であった。三川駅前で休憩してちょっと買出し。思いのほか日差しが強い。ここまで1時間半、20kmちょっと。
田園地帯をしばらく走ると町を離れ、1時間ほど、ゆっくりと登る。3号の旧道でピークを超えて、夕張の町へちょっと下りる。ここから夕張駅方面の宿まで2kmほど北上する。最後の分岐から宿までは予期していなかった、きつい坂だった。
宿泊:合宿の里ひまわり
宿は高校の跡を合宿所に改装したものだが、形は学校のまま。吹奏楽やらの若い子達の合宿も行われていて賑やかだった。自転車は雨風をしのげる部屋に入れさせてもらえた。なお、ここ(元)夕張北高校は、藤女子短大出身のあの歌手、大橋純子の母校だそうだ。そのサインがかざられていた。
明るいうちにビールで乾杯が始まる。食堂で子供たちに混じって夕食を取った後、大きな部屋(教室のあと)でミーティング、そして宴会。関が門岡さんの著書を持って来ていて、サインをしてもらい記念撮影。(私も購入してました。)本の中の写真は全て新しく撮りおろしたとの事。こだわりです。各自、酔っぱらいながらも、翌日の計画を決めて、部屋を分かれる。自分は、同部屋の若いのとずっと話し込んで、毛布くらいで雑魚寝しちゃったようだ。(G記:2014/9/24)
登りで休憩 | 田園地帯をのんびり | 宴会@宿泊する元教室
2日目:7/18(日) 夕張→清水沢→遠幌林道→清水沢→夕張 (距離52km) 曇り
前日晩にいろいろコースの話があり、馬場、滝口、と近くの林道へ行くことになった。誰かの5万図で道の位置を大体把握したが、この二人には地図無し。自分のツーリングマップルも、ほとんど役に立たない。
朝の出発では、皆それぞれのコースへ散っていく。滝口は車で先に林道入口に行っているとのこと。馬場と走り出す。清水沢のセイコーマートで買い出し。電話で滝口は車を置いて林道入口に着いたところだとのこと。馬場が彼の分も買い出し。しばらく走ると道路脇にいた滝口に合流。ここまで11km。さて、いよいよ林道と、道?に入ってみると、想定していた道では無さそう。で、44号に戻って、3人で先へ進む。
2kmちょっと先で、左に小集落への分岐があり、「及川作業所入口 遠幌林道」と看板があった。ここです。土の道の林道をゆっくり走る。滝口と馬場はMTBなので気持ちいいでしょう。材木が積んであるところで一度休憩し、入口から5kmほどの所に、工事通行止め(2個目)があった。近くに作業場のプレハブあり。そのまま、ちょっと行くと、土山の向こう側で川が道路を横切っていた。これから橋をかけるらしい。そんなに深くなさそうなので、自転車を担いで渡ることにした。
こっから、最終的に川沿いに林道が伸びているという情報だけで、正確な地図が無い悲しさ。ちょっと入った道は川から離れていくので、元に戻る。2kmほどで細い道に入り、さらに少し行って、川が違うと戻る。橋の残骸のある地点(A)。もう一回別の道を入り、川(沢)を渡り、自転車を置いて、先をチェックすると、沢のぼりになっている。こりゃ違うよね。ここで自分は沢にちょっと足を取られて転倒し、靴がビショビショになる。先ほどの(A)地点に戻ると、お昼。さらに20分ほど戻り、分岐のもう一方の道に行くと、行き止まりだった。万事休す。
これで今日は諦めて帰ることにする。迷ったなりに、冒険っぽくて楽しいランだった。また橋の無い川を逆に越えて、林道から国道まで出ると39km。霧雨が降ってきた。こっから3kmちょっとで清水沢。ここで、車をデポしてあった滝口を先に見送る。何か忘れてしまったが、この辺で放送されてた音楽が面白かった。そのうちに雨がやんで、馬場と二人で宿まで10km弱を走って戻ると、3時までもうすぐの時間だった。(G記:2014/10/21)
宿泊:合宿の里ひまわり(連泊)
川越えの場所 | 沢入って(道はないよ) | 戻りの川越え前
3日目:7/19(月) 夕張→紅葉山→厚真川林道(夕張厚真線→滝ノ上林道支線)→厚真→早来→新千歳空港= (距離85km) くもり、ちょっとだけ雨
同じく千歳空港に向かう野田に誘われ、最終日も林道を走ることになった。昨日の野田は門岡さんを連れてクマも出そうな道なき道を走ってきたようだが、今日はどうなることやら。
朝は早くに集合写真を撮ってから、かなり暫くしてから出発。宿から少し先の分岐で、千歳駅方面に向かう皆と別れる。16kmほど南下して、もみじ山のコンビニで軽く買い出しをする。少し霧雨となった。滝の上方面に7kmほどタラタラ行き、左手に入ると、道々夕張厚真線入口。少し行くと、砂利の道になる。そして、ここから5kmほど行くと、分岐があり右側は通行止めで、こちらが行き先の滝ノ上林道支線。車が出てきたので、行けるだろうと入って行く。
ここから土の凸凹道。雨はあがったが、少しぬかるみの登りはきつい。2kmほどで単独休憩。キャンピング車の野田は調子良く登っていく。ちょっと走って合流。細い林道は稜線を走っている。ピークに来て小休止。ここまで4km弱。メシを少し食う。雨が少し降ってきた。出発すると、すぐに工事中の看板。ちょっと躊躇していると、入口で会った車(たぶん工事の人)が入っていく。おそるおそる行くと、大きな崩落箇所。右の高い崖には重機が上がっており、狭い道路の半分には土嚢が積んである。これは通行止めになるわな。
ここまで来ると、引き返して別の道というのは時間的に無理。自転車を押して行き、若い現場監督に声をかけて泣きつくことに。もっぱら野田が訴える。我々は内地から来てて、ここを通らないと飛行機に間に合わない、北海道の良い印象を持って帰りたい、などなど。半分くらいは本当だが。百選練磨である。通してもらえた。
工事箇所を抜けるまで押して行く。反対側から来た車に声をかけられたが、通れないと言うと諦めて引き返していった。ここから、40分、15kmくらい下る。先行していた野田がカメラを向けて待っていた。手前の水溜まりあたりが泥濘んでいそうなので慎重に抜けると、野田が「滑ってころぶかなと思ってシャッターチャンスを待ってた」と。こんなところではコケませんよ。もうすぐ舗装に出るとのこと。再スタートすると、後輪がパンクしていた。もう野田は見えなくなっている。よりによって、こんなドロンコの中で、チューブ交換。リムにドロ入ったなあ。
合流してからは舗装路で、少し飛ばしてしまったようだ。11km走って厚真の町に入り、ラーメン屋でちょっと遅い昼食にする。野田はもちろんビールから。ちょっとゆっくりした後、2時頃出発。途中、早来のコンビニで買い出し。36号に入って、千歳空港に向かって緩く登り始めたところで、突然野田がスピードを上げて先行。追いつくまで一苦労したところで3時過ぎに到着。ゴールが近くなると力が出るらしいが、先の舗装路で無理に引っ張られて鬱憤が溜まっていたようだ。
輪行の準備を終わらせて、空港内の銀座ライオンで打ち上げをした。今日最初のビールがうまい。それぞれ別の飛行機で自宅へと向かう。(G記:2014/11/13)
林道のピーク | 崩落箇所| まだ上るところが残ってた
泥濘で、ころびませんよ | ビールで打ち上げ
関連リンク: