2015年GW 九州ツアー

by 宮村(投稿日:9 May 2015)

日程:2015/4/28(火)~ 5/3(水)
コース:=吉野ヶ里→唐津→嬉野温泉→島原→菊池→湯坪温泉→高森→高千穂→阿蘇=

4/28(火) 吉野ヶ里→雷山→唐津 (65km) 曇り→晴れ→曇り
 メンバ:(合流)宮村→G→野田

 宮村はGOKIと吉野ヶ里公園駅で合流。吉野ヶ里散策&昼食後、唐津へ向かう。
 詳細はGOKIレポート参照。
 >>>唐津合流後は野田記録の本編参照。
【コメント】初めて飛行機輪行。自転車をいつもよりバラバラにしていたので吉野ヶ里公園駅での組み立てに時間がかかってしまった。にもかかわらずGOKIがなかなか来ないのでどうしたのかなと思っていたら、別出口で待っていたとのこと。佐賀には仕事で数回きていたが、吉野ヶ里遺跡は初めてだった。とても広い遺跡で驚いた。再現した建築物も壮大。また、見学に来ていた女子生徒たち(小学生か?)には我々の恰好が珍しいのでしょう、ときどき挨拶された。「どこからですか?」と尋ねられたので、「東京の近く」と答えると、「どんな芸能人と会ったことありますか?」。苦笑。都会から来たこんな恰好のおじさんならそうなるのでしょう。この後、昼を食べ終わるとけっこうな時間になっており、ひたすら唐津まで走った。


Photo, Click to Popup 4/29(水) 唐津→呼子(名護屋城址)→伊万里→嬉野温泉 (96km/1085m) くもり→晴れ
 メンバ:G、野田、宮村、(合流)石田

*出発まで
 5時30過ぎぐらいから朝食前ポタリングに虹の松原へ。そこに入ると松枝トンネルが続く(高さ2.8m以上制限)。10分ほど走り、三分の一ほどで進んだところでUターン、唐津城へ。早朝バラバラに出て行った3人が図らずも唐津城で集合。ただし、3人バラバラに朝食。宮村は、おじいさんおばあさんたちのラジオ体操と唐津湾を見晴しながら前日購入したパンと牛乳で。
 宿に戻って出発準備。野田さんがアキレス腱を腫らし、宿でシップを尋ねたらあるとのこと。ロキソニン配合シップ7枚セットを500円の割安価格で購入。出発時、野田さんは「みんなと感じ違いますね、このゴムぞうりで行くの?」と宿の女将さんに面白がられていた。

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唐津城 | 唐津湾(玄界灘)の眺め

*名護屋城跡
 7時50分ごろ、一路、名護屋城跡へ。9時20分ごろ、名護屋城跡に到着。石垣が広範囲に施され、巨大な城だったと感じ取れた。周辺には多くの大名の陣があったとのこと。隣に前田利家、川向いに徳川家康、黒田長政。散策しながら良く見ると石垣がところどころ崩れていた。朝鮮出兵を取りやめ各陣が去るときに使えないように官兵衛が崩したらしい? 10時30分ごろ出発。

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名護屋城跡

*名護屋城跡から伊万里
 東松浦半島の海岸側中心に一部ショートカットが入る行程。アップダウンがかなりきつかった。2時ごろ伊万里着。橋の欄干が伊万里焼の壺だった。にぎやかと思いきや静かだった。野田さんが伊万里牛ハンバーグの軽食店を目ざとく見つけ、ここで昼食。1人はハンバーグ+ライス。これはサガングルメコンクールで3年連続1位とのこと。2人はコロコロハンバーグカレーセット(コーヒー付き)。コンクール14年度グランプリとのこと。コーヒータイムにハンバーグの1人にもコーヒーをサービスしてくれた。うれしい。カップが珍しい模様だったので伊万里焼かと思って裏をみるとタイ製だった。2時40分ごろ出発。
*伊万里から有田、波佐見、嬉野温泉へ
 川沿い、まあまあ平地、追い風走行。有田に入るあたりから車が増える。途中、GOKIさんロスト(理由は彼に尋ねてください)。15時30分ごろから16時15分ごろ まで有田。柿右衛門記念館を見学。このかっこうで柿右衛門陶磁器コレクションコーナーも回った。場違い。波佐見では人がさらに多かった。生活用の陶器市をしていたようだ。17時40分ごろ、嬉野温泉一休荘着。

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柿右衛門 | 陶器市 | 有田へ

 宿泊:一休荘
 宿で合流予定の石田さんは先に、鹿島から入り到着していた。その後、宿で岩風呂温泉と品ぞろえが多い夕食を楽しんだ。朝は名物「温泉湯豆腐」が出るとのこと。楽しみ。


4/30(木) 嬉野温泉→多良岳→諫早→島原 (93km/1085m) くもり一時小雨
 メンバ:G、宮村、野田、石田、(合流)那珂

 GOKI、宮村組は祐徳稲荷を参拝し、多良岳山腹を回り、諫早湾干拓堤防へ。そこで再合流予定。
 まずは伏見、豊川とともに日本三大稲荷の一つ祐徳稲荷。400mほどお店が並ぶ広めの参道を経て、9:45頃、鳥居着。ここから徒歩で参拝。朱塗りのお社群が壮観なお稲荷さん。柿右衛門の陶器絵を飾った楼門を抜け、階段を上りとても大きな懸造り(かけつくり;または舞台造り)の本殿へ。ここから奥の院をめざし何か所も朱塗り鳥居の隧道を通り抜け、長い石段を登った。たどり着いた奥の院はお稲荷さんのほぼ山頂上だった。けっこうな登りだったが、鳥居の隧道が雰囲気を醸し出していたし、途中に見えた向かい側の丘がつつじの花で彩られ、飽きなかった。奥の院前の広場からは有明海が見渡せた。楼門に戻る途中、きれいな藤棚の向こうに日本庭園があったので入ってみた。牡丹は終わり気味、菖蒲はこれから感だったがここも雰囲気良し。おじさん二人にはあまり似合わないが。

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祐徳稲荷神社本殿から | 奥の院へ向かう

 ここからそう厳しくないが多良岳斜面沿いに横断線の長い登り、途中、沢蟹の横断に出会いつつ、展望台の標識があったので曲がると未舗装道路、少し進むと眺望が開け、有明海が見渡せる展望台。ちょうど12時、昼食。13:35多良岳横断線最高標高585m。徐々に下り、雲仙岳を眺めつつ山茶花高原ピクニックパーク14時前後通過。14:45頃、諫早湾干拓堤防道路北部排水門付近、15:15頃、石田、那珂、野田隊と合流。

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多良岳展望台(有明海方向) | 諫早堤防(島原方向)

 >>>合流後は石田記録の本編参照。
【GOKIコメント】祐徳稲荷は、地図に日本三大の一つと記載されていたので半信半疑でコースに加えた。実際に来てみたら、絶対一つに数えていい!ところだった。パラパラと怪しい空だったが神社を散策しているうちに雲が切れたのはご利益か。おかげで多良岳では眺望が得られた。結構な登りも宮村は楽そうだった。新しいレーサーシューズが合ったのかな。海岸線に出る直前の下りで、短時間の強い雨。何だったのって感じ。諫早の堤防がこんな道路になるなんてことは99年に干拓地の端を巡った時には夢にも思わなかった。


5/1(金) 島原⇒フェリー⇒熊本→菊池 (70km/690m) 快晴
 メンバ:G、宮村、野田、石田、那珂、(合流)浦野

 詳細は那珂記録の本編参照。
【コメント】5時すぎ朝食前に普賢岳火砕流あとを見学に出かけた。その地は整備され記念公園とされていたが、一部被災当時を残していた。家々が火砕流に飲み込まれおり、振り返ると普賢岳がこちらを見下ろしていた。自然の驚異。合掌。熊本に渡り水前寺公園への道は、阿蘇からの伏流水が利用され、この地の豊かさを感じた。人が自然と共栄している。ここからは若干食の話。水前寺公園の食堂で熊本ラーメン1杯目。有名店にも行きたいと思い熊本城でGOKIと別れ、黒亭へ30分ならび熊本ラーメン2杯目、高ランキングだけあり豚骨と焦がしニンニクのインパクト良。この日の宿“きくちふるさと水源交流館”への上りが予想よりキツし。夕食はいい感じでした。


7日目:5/2(土) 菊池→中津江→小国→湯坪温泉 (77km/1833m) 晴れ
 メンバ:G、宮村、野田、石田、那珂、浦野、(合流)野田潤、DAZ、アコ、(夕食)中田

 詳細は那珂記録の本編参照。
【コメント】朝、外に出ると阿蘇の噴煙がたなびいていた。近くに火山を感じるのは久しぶりだった。鯛生金山坑道見学は秀逸でした。合流した中田くんは闘病したそうだが、若いころと変わらず穏やかだった。


5/3(日) 湯坪温泉→筋湯→合戦群→象ガ鼻→阿蘇  雨
 メンバ:G、野田、那珂、浦野、野田潤、DAZ、アコ、(離脱)宮村、石田

 詳細は那珂記録の本編参照。
【コメント】あいにくの雨でしたが、象ケ鼻あたりからの眺めは大自然の壮大を感じた。外輪山から降り皆と別れ、少し走り13時ごろ阿蘇駅着。JRで福岡空港へ。


関連リンク:
 RinRin Report 参照(統合版)
 ツーリング記録 参照