ショートレポート:
夏ラン 会場鬼石線
林の中を軽快に登る(G撮影)
by 那珂(投稿日:2 Aug 2024)
日程:2024/7/28(日)
参加:G(計画)、浦野、那珂、吉田
コース:=神川町→会場鬼石線→神川町= (42km - 3.2h)
ツーリング記録 参照
メモ:
前回6/29の梅雨の晴れ間ランに続き、今回もGokiさん企画による真夏のラン。テーマは「この猛暑の時期にいかに快適なサイクリングをするか?」らしい。各自朝食を済ませて6:00am出発という前例のない早さで、車利用前提の計画。前回病欠の那珂は、獲得標高3220mというGarmin Connect情報に戦慄を覚えたが、Gokiさんの「実は1674m」という情報を信じつつ、それでも迷う心を殺して参加を決意し、移動は浦野号に乗せてもらうことにする。
1日目:7/28(日)
コース:=神川町(白寿の湯)→会場鬼石線(県道177号)→藤岡市上日野→神川町=
参加:G(計画)、浦野、那珂、吉田
天気:曇り後晴れ
距離:41.62km
獲得標高:717m
走行時間:3h14min
*集合まで
当日は参加表明していたダズが風邪症状で欠席に。4:00amに浦野が迎えに来てくれて、空いている関越道を順調に進む。車中での相談により、帰りに風呂に入って食事するなら集合地を「道のオアシス神泉」から温泉施設の「白寿の湯」に変更するのが良さそうということになり、Gokiさんと吉田さんに連絡。しかしながら5時過ぎに現地に着いてみるとトイレは無く、今回はGokiさんと吉田さんが早く到着されていたので混乱を招くことはなかったが、集合地変更のことは前日など早めに提案しておけば良かったと反省。
吉田さんとお会いするのは昔々のOBラン以来のことで、30年以上経っている。が、最近はメール等のやりとりやランの写真を拝見しているせいか、いつも会っているような感じすらする。
*出発、ゆるやかな上り
6:00am白寿の湯 第2駐車場(起点、標高128m)を、Gokiさんの先導で出発。まだトイレに行けていない浦野と那珂のためにコンビニに寄って頂く。このことでロスタイムが11分生じてしまった。(起点から3.8km、標高153m、6:09着、6:20発)
白寿の湯前を早朝に出発
三波川(さんばがわ)沿いの県道177をゆるゆると登り始めて(勾配約2%)一つ目の峠を目指す(標高156→760m、約600mup)。気温は24℃程度だが、進行方向の谷筋には山より低い雲が垂れこめて、湿度100%に近い感触でジメジメする。オーラスの那珂はだんだん呼吸が上がってくるが、まだなんとかついて行ける。25分程走って休憩。吉田さんに先日の北海道OBランの様子などを伺う。(起点から11.3km、標高349m、6:47am着、6:54am出発)
最初の休憩 | その先の上り
ここから4kmほどは4%程度の勾配が続くが、その後10%くらいになると呼吸がきつくなり皆さんのペースについていけなくなる。心拍が今日のmax(160bpm)を迎えた辺りで幸いなことに休憩。地図で調べるとここは「琴平大神」のようだ(このあたりには「琴平」と名の付く社が散在しているようで、別の「琴平神社」はもっと手前にある)。(起点から14.2km、標高535m、7:13am着、7:16am発)
琴平大神手前の分岐、ここから道路状況が変わる
*山道の上り、一つ目のピーク
ここから道が狭くなり(yamapの地図ではここから1本線の道)、平均11%の登りが続く。所々勾配が急な箇所があり、路面が荒れて走りにくい。そんな箇所で2回ほど吉田さんが待っていてくれた(?)。Gokiさんはとうにもっと先を行っているようだ。走り出せば吉田さんと浦野は先に行き、両側に緑が生い茂る狭い道なのですぐに姿は見えなくなる。が、まだ二つ目の峠もある(標高326→1156m、約830m-up)ことだし、体力温存と思ってゆっくり(時速5km位)で上るが、それでも呼吸はきついまま。やがて浦野が休憩していたので先に行くが、だいたい同じペースで上る。少し勾配が緩い箇所が現れて頂上も近いかなと思った頃、突然10m位先を鹿が横切って行ったのでビックリ。角(つの)は無いが、子鹿というほど小さくもなく、雌鹿だったのだろう。
林の中を軽快に登る(G撮影)
まもなくGokiさん、吉田さんが待つ峠に到着。気温は22℃位だが、止まると滝のように汗が出る。と、ここでGokiさんから予期せぬ提案があり、「二つ目の峠はやめて、この峠を下ったら北側のルートで車に戻ろう。」と。やや拍子抜けの感もあり、下ったところの分岐で決めましょうということに。(起点から16.9km、標高756m、7:43am着、7:48発)
少し開けたところがピーク(振返方向、進行方向)
*想定外の激しい下り、転倒
峠を下り始めて少し行くと、まさかのダート!舗装になるところで一旦全員がそろう。(起点から18.2km、標高673m、7:57am着、7:57発)
ダートが終わり、ほっと一息。
が、それも束の間でまたダート! 以前、紀伊半島の林道でバースト、パンクを繰り返して泣いたことを思い出しつつ慎重に下り、ここでも十分にオーラスを務める。やっとダートが終わって舗装に戻ると、林の向こうに朝日に輝く緑がキレイだったので、立ち止まって1枚撮影。とその時、カシャン!という金属的な“音”が遠くに聞こえた。(起点から19.6km、標高560m、8:03am着、8:05発)
「林の向こうに朝日に輝く緑がキレイ」で、パチリ
再び下り始めると、最初の左カーブの左側にトタン板が捨てられていたので、さっきの音は前の誰かがこれを踏んだのかな?、と想像しながらもう少し行くと、次の左カーブで吉田さんとGokiさんが立っている。聞けば吉田さんが転倒してしまったとのことで、左腕と左足に負傷(擦り傷)して、打撲の痛みが辛いご様子。今日のコースは全般に昨夜の雨で路面が濡れ気味であったが、見た目以上に滑りやすいようだ。そして先ほど聞こえた“音”は、この転倒の音だったのかもしれない。
この後の下りも、同じような濡れ具合の路面でも少しのブレーキで滑ってしまう凍結路みたいなところと、そうでもないところがあって、気を抜けない。だいたい下り切ったところで上日野小柏の分岐に到着。峠からここまでの5.2kmを下るのに、29分を要した。乾燥した舗装路と比べると15分程度余分にかかったものと思われる。
*大人の判断
さてコースの選択肢は、左折して二つ目の峠に向かう県道177号と、もう一つは右折して東に向かって鮎川沿いに下る県道175号。ここまで来ると先ほどの呼吸の苦しさも忘れてしまって、脚もまだいけそう、とか思ってしまったが、一方では陽射しも強くなって気温も26℃程になってきた。ここは皆さんの大人の判断により、右折の下りコースに決定。(起点から22.1km、標高326m、8:17am着、8:24発)
ここから再びGokiさんの先導で緩い下りを時速30-35kmのハイペースで進む。吉田さんは転倒のダメージを感じさせない走りでGokiさんの後ろに付き、時々離されそうになりながらも浦野、那珂と続く。このため温泉施設の開業時間である10時よりもずっと早い9:13amに白寿の湯に帰着した。(起点から42.9km、標高128m)
*帰還後のそれぞれ
この時点で気温は34℃まで上がっていて、日向でじっとしているだけで汗が噴き出してクラクラしてくる。こういうふうに猛暑を体感すると、二つ目の峠を回避してもらってつくづく良かったと思い知る。
風呂に入れる時間まで、ゆっくり自転車を車に積み込んで時が経つのを待つ。ただ、吉田さんは転倒のダメージで歩くのも辛い状態になってしまい、風呂は止めて帰宅するとのことで、お疲れ様でした&お大事に・・・。
解散前、駐車場は既に猛暑
ところでこの温泉施設「おふろCafé白寿の湯」の第2駐車場(我々が駐車した)の敷地の奥には「サバの陸上養殖」と書かれた看板がある。気になったので入浴後の昼食には「わらじ鯖カツ御膳」を注文し、美味しく頂く。
ただ、この鯖が果たしてここで養殖されたものなのか?と疑問に思い、後で調べてみると、2021年10月に養殖場をスタートして海の無い埼玉県で生食できる鯖を養殖する(それも塩分濃度が高いここの温泉を利用する)ことを目指しているとのこと。2024年3月には運営母体の「(株)ONDOホールディングス(温泉道場)」の子会社「(株)さかなと」を設立して事業を継続しているようだが、本格的に鯖を提供するのはまだの様子で、今後に期待。
施設にはこの他、無料のコーヒーコーナー(豆を挽いて淹れてくれるマシン)や、湯舟のように床を丸く掘り込んだ漫画コーナー、カプセルホテルのような寝るスペースなどがあり、ゆっくり過ごせる。食後にもう一度コーヒーを飲んで談笑の後、13時頃に帰路につく。浦野号に乗せてもらった那珂は14時半頃に帰宅できた。
<猛暑期のサイクリングについて>
今回の気温は、8時半ごろに上日野小柏の分岐を出発する頃はまだ26℃程度だったが、完全に平野部に降りた9時頃には34℃まで上昇していた。やはり30℃を超えると快適ではなくなるので、そうすると理想的には8時半から9時に走り終えるのが良さそう。出発時間を、この時期の日の出が5時前なので5時、あるいはまだ薄暗い4時半とすれば、4時間程度で走り切れるコース設定としたい。
一方、今回の実走コースでの所要時間3時間14分であったが、最初のコンビニでのロスタイム11分と峠の下りで想定外にかかった15分が含まれるので、実質の所要時間は2時間48分。従って、今回の実走コース(距離42km、獲得標高712m)に1時間程度に相当する距離や獲得標高を上乗せするのが限界と考えられる。(例えば、距離55km、獲得標高850m、5時出発、9時終了)
いずれにしても貴重な時間なので、出発前には、朝食以外にもトイレや買い出しなどの準備を全て済ませておくことが重要!と再認識した。また、ダートで時間がかかるなどの想定外なことは起こり得るし、それも楽しみの一つなので、多少長いコース設定であっても今回のようにコース短縮できるようにしておくというのもポイントの一つと思った。
【浦野コメント】暑さ対策としての早朝出発だったが、功を奏したのは8時くらいまで。9時過ぎに走り終えた時点で日差しが痛いほどだったので、プラス800m超の上りは体力的に無理があった可能性大。この日の天気を考えると、ショートカットしたのは賢明な判断だった。温泉入って、空調効いた所でゆっくり食事できたのも良かった。
【吉田コメント】関越道を北上中にサイコンを忘れてきた事に気付き、嫌な予感がしたものの、林道の様な坂道を登るのが楽しく調子良く走っていたのですが、濡れた路面の下りで転倒してしまいました。その瞬間の事はあまり憶えていないことを考えると(前輪が滑ったのか、後輪なのかわからず)暑さに少しやられていたのかもしれません。温泉をパスして帰宅したのですが、車を降りたら左股関節に痛みが走り歩けなくなってしまいました。結局は股関節の打撲という事で大事には至りませんでしたが、少しは年齢を考えろ、という事かと思っております。とは言いながらも、10日ぐらいで回復するそうなので、猛暑が終わった頃には懲りずにまた走りたいと考えておりますので、宜しくお願いします。
【Gコメント】上りは静かで走りやすく最後の方で林、森の中を分けいるようになってとても良かった。そこからの下りが想定外で、ダート、ヌルヌル、ボコボコの細道で大変だった。この下りで大いに時間を使ったので、吉田の転倒もあり、コース短縮を決定。その後の鮎川沿いの緩い下りは気持ち良かった。当初想定のイメージとはかけ離れたが楽しめたといえば楽しめた。反省は例によってリサーチ不足。会場鬼石線(県道177号)は、google mapでは普通に道が続いているが、後で国土地理院地図で調べると、琴平大神付近から、一気に細道になっていた。チェックしていれば、事前にコース短縮できていたはず。転倒の吉田にはお大事に。
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