ショートレポート:
桜めぐりラン(都幾川~虎山~堂平天文台)
都幾川の桜堤、約2km続く
by 那珂(投稿日:16 Apr 2025)
日程:2025/4/12(土)
参加:那珂(計画)、吉田
コース:=高坂駅→堂平天文台→高坂駅= (79km - 5.9h)
メモ:
Gokiさんに企画して頂いた4/12の花見ランは残念ながら中止となってしまったが、4/11時点で当日の天気は良さそうな予報であったので急遽埼玉エリアでの桜めぐりを計画。たまたま妻から「虎山の桜」がすごいらしいと聞き、それに加えていつも走っている都幾川近辺で桜の名所がないかgoogle mapで探してみた。ただ走る前日の午後という直前の案内では誰も手を上げてくれる人はいないだろうと思っていたところ、幸い吉田さんが一緒に走って頂けることになった。実際走ってみると想像以上に桜や色々な花々に彩られた景色をたくさん見ることができて良かった。吉田さんにもご満足頂き、来年はみんなで走りたいねと話されていた。
1日目:4/12(土)
コース:=東武東上線高坂駅→都幾川(ときがわ)桜堤→遠山十本桜→虎山弐千本桜→定峰峠→堂平天文台→八高線明覚駅→高坂駅=
参加:那珂(計画)、吉田
天気:晴れ
距離:79.31km(吉田データ)
獲得標高:1099m(吉田データ)
走行時間:5h56min(那珂データ)
GPXファイル:ダウンロード(歩行を含む那珂データ)
*出発まで
集合は東武東上線の高坂駅東口。吉田さんは車で6時頃家を出発して高坂駅近くの都幾川リバーサイドパークに7時半頃到着、那珂は輪行で810頃到着。着いてみると駅前ロータリーが人の行列で埋め尽くされていて仰天!先に来ていた吉田さんによると女子プロゴルフの観戦客のバス待ちとのこと。スマホの乗り換え案内で電車の混雑度合いが「いつもより混雑」と予想されていたのはこのせいかも。
高坂駅、背後にすごい行列が
846出発し、まずは「都幾川(ときがわ)の桜堤」へ。
*都幾川の桜堤
県道344、同41、そして農道等で都幾川を渡ったり戻ったりしながら丸木美術館(注1)のすぐ近くを通って川を上流に向かって進み、10kmほど走ったところから土手に沿って桜並木が始まる。満開を過ぎて散り始めている感じだが、2kmに渡って続く並木は左に緩くカーブして遠くまで見渡せてスバラシイ。吉田さんは時折降ってくる花びらの中を立ち止まることなく颯爽と進んで行く。後で吉田さん曰く「これは写真撮るより桜吹雪の中を走ることに価値がある」と。たしかに。走りながら右手を見ると並木の向こう側の河川敷が草地になっていて、菜の花の黄色とスミレらしき紫がカラフルに桜のバックを彩っている。
都幾川の桜堤の始まり | 桜は2km続く
(注1)丸木美術館では丸木夫妻が原爆の惨状を描いた「原爆の図」(15部の連作)が展示されている。2025年9月28日(日)から2027年5月5日まで長期休館予定のため、できればその前に一度行っておきたい。
*遠山十本桜から虎山の弐千本桜へ
都幾川を離れて県道173を少し走って右折すると槻川(都幾川の支流)に沿って北上する道となる。左手には「小倉城跡」なる案内板が出てくるが、今日は浦野がいないのでスルーする。このあたりに次の目当ての「日枝神社の枝垂れ桜」があるはずだが発見できなかった。道は突き当たって、真正面に「遠山十本桜」が現れる。なるほど緑の山をバックに10本(よーく数えないとだめ)の桜が横並びに散在している。
遠山十本桜、細かく数えると10本に見える
他にも桜が見事に咲いているところを過ぎて、引き続き槻川沿いを進むとR254に出る。左折して更に槻川の上流に向けて進むとちょっと車が多い小川町を抜け、落合の交差点(左折すると定峰峠に向かう)も過ぎるとまもなく「虎山の弐千本桜」へ。
案内板によると、この場所は昭和43年から平成16年までの36年間砂利の採石場であったとのこと。この開発業者が閉山後に千本の桜を植樹したが維持管理が続かず数年放置され、その後地元有志のボランティアが整備するようになって、今は2千本以上の桜を維持管理しているとのこと(注2)。
虎山のさくら案内板
山の斜面全体にひな壇状の遊歩道を整備して、道の両側に桜が植えられている。山の中腹より少し上まで歩いて上ったところで桜鑑賞しながらおにぎり食べる。普通の並木道と違って面で広がる桜は圧巻。風が吹くと青空に花弁が舞ってそれはそれは美しい。山の斜面をひと廻りして自転車まで戻ってくると、他の熟年サイクリストも何人か戻ってきたところで、その中の女性サイクリストには吉田さんのウェアがカワイイと高評価であった(桜の花びらと鳥のデザイン)。なお、ここはコスプレの人達が集まることでも有名らしく、駐車場入り口には更衣室も設けられていた。
山の斜面に広がる虎山の弐千本桜 | 青空をバックに花吹雪
(注2)後日(4/15)、この場所を教えてくれた妻を連れて車でもう一度ここを訪れてみた。が、入口は鎖が張られて閉鎖されており、たまたま居合わせた片付け作業に来ていた人に聞くと、「私有地につき常時解放はしておらず、本来の解放期間は4/10までだった。今年は桜が散るのが遅かったので昨日(4/14)まで延長したが、今日(4/15)からは閉鎖する」、とのこと。吉田さんと来た時に入れたのはとてもラッキーだったと言える。
*定峰峠から白石峠、堂平天文台へ
次の「定峰峠」へ。途中の「白石地区の春の山里」に寄る予定だったが、先を行く吉田さんに付いて行けず、そのポイントを伝えることが出来ずそのままスルーすることに。定峰峠の上りもかつては桜の名所だったようだが、今は所々ぽつりぽつりと名残があるという感じ。上る途中、向かいの山の中腹には桜の他に、花桃だろうか濃いピンクの花が群生してキレイ。
定峰峠を上る途中
定峰峠で小休止の後、更に白石峠、「堂平天文台」へと上ると今日のピークとなる。ただ、直前で那珂は脚が攣り始める。
天文台からは、視界が良い日は都内やスカイツリー、反対側には浅間山などが臨めるのだが、今日は残念ながら霞んでしまって見られず。また標高がそこそこ高いので風が冷たく、体が冷えないうちに下り始める。
堂平天文台 | 東京方面を臨む
*下って明覚駅へ
今日の下りのコースとしては、このまま白石峠から県道172を下るコースと、少し奥武蔵グリーンラインで尾根伝いのアップダウンを楽しんでから刈場坂峠少し手前から林道を下るコースがある。前者は麓あたりで花の景色がキレイ、後者は前者より勾配が緩めで下りを楽しみやすい。吉田さんに伺うと前者の”景色”をチョイスすることに。
下り初めにすれ違ったサイクリストは3人のファミリーのようだが、子供がまだ小学校低学年位だったのでたまげた。こちら側から登ると8-10%の勾配でいつも苦しい思いをするところ。それほど苦しい様子ではなかったので、相当鍛えられているのかもしれない。
半分くらい下ると里山の民家が増えてきて、予告した通り、それぞれの家で手入れしていると思われる木々が黄色やピンクの花を綺麗に咲かせて、通る人を迎えてくれる。
このあと下り勾配が緩くなってペダルをこぎ始めると、那珂は冷えたせいもあって脚が攣りまくり、小川町に抜ける県道273の交差点そばで小休止させてもらう。自販機でスポーツドリンクを買い、店の前にあった椅子を借りて脚を日光に晒しているとジワジワと温められて心地よい。15分ほど休んでから出発。
13分走って「八高線の明覚駅」に立ち寄り再度休憩。ここは八角形のログハウス風の駅舎が特徴的。ここでも「ミクルマガエシ」という桜が満開となっている。
明覚駅の駅舎は八角形
*高坂駅まで
高坂駅までは残り14kmくらいだが、ちょっとアップダウンがあって疲れた体に応える。幹線路を外す裏道は、いつもと逆に走っているせいで間違ってばかりで、吉田さんのガーミンに助けて頂く。迷路を抜けて鳩山町に入り、いつも車で来るときに駐車する鳩山農村公園のあたりから登りが始まり、ここで吉田さんはあっという間に見えなくなる。その後、左折して県道212に入ると物見山公園まで再び上って、下り始めると大東文化大、埼玉県こども動物自然公園、と過ぎて、吉田さんが待つ高坂駅には1442到着。
高坂駅に到着、足が攣ってつらい
【吉田コメント】週末天気が良さそうなので宮ケ瀬湖に行こうかと思っていたところ、那珂さんから秩父桜めぐりの提案があり、一も二もなく参加させてもらった。道路わきの菜の花もきれいだったし、虎山の弐千本桜も迫力があったし、定峰峠-白石峠も登りやすくて良い汗をかくことができたが、なんといっても白眉だったのが都幾川桜堤の2kmにわたる桜並木で、満開から少し散り初めで桜吹雪の中をロードバイクで疾走するのは最高に気持ちよかった。翌日が一日雨であったことを考えると本当にピンポイントのタイミングだった。誘っていただいた那珂さんに感謝です。春に日差しに油断していたが帰宅してみたら腕と脚ともに日焼けして真っ赤だった。
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