日程:2021/12/18(土)~ 12/19(日)
参加:G(計画)、宮村、浦野、天皇、原
コース:=伊東→七滝温泉→下田=
(53km - 7.3h/58km - 7.0h)
RinRin Report 参照
メモ:
<計画> 11月初めに、希望する数人の休み時期を考慮して日程を決め、増富温泉に行くコースを設定した。10月の暖かいランで勘違いしていたが、普段なら雪が降るかもしれない時期と判明して、急遽伊豆方面へのコース変更を決めた。しかし、毎週のようにランが続き、なかなか詳細を決められず、12月に入ってすぐ、20年前の中伊豆ランコースを参照することにした。
記憶では夏っぽかったが、当時の記録ノートを見ると、1991年12月21-22日と、ほぼ同時期の冬だった。なお、寒いという記述はなかった。一日目は同じコースとし、二日目は松崎に出る所から遠回り、goalを蓮代寺から下田に変更した。大鍋越をチェックすると、今も上り側にはダートが残っていると分かった。この時に寄っていない河津七滝に行きたいと思い、近くに宿をとった。当初予定していたDAZが仕事で参加できなくなったが、なんと天皇さんと原さんが参加してくれることになった。天気予報をずっと追っていたので、前日崩れても必ず晴れるという確信があった。
<ランの状況> 初日。確かに快晴だが、今年一番の寒波がやってきて、一気に気温が下がった。そして強風。伊東駅を出発して、59号に入ると一気に上り出し、伊東や海を見渡せる場所で休んだ後、冷川峠まで上りきる。ここを降りたあと、わさび田があらわれ出す。グイと上り始めたところで、筏場のわさび田。川全部がわさび田になっていて壮観だった。頭に残っていたわさび田のイメージは、ここの記憶だったようだ。国士峠まで踏ん張り、降りると予定通りお昼。第二候補のお寿司屋さんに入る。皆、体が大分冷えた上に、二つの峠で大分へばっているようだ。
後半戦は結構な勾配から始まり、浄蓮の滝はちら見だけで、先を急ぐ。天城峠旧道に入るところで、天皇さんだけ新道へバイパス。ダートの旧道に入ると、ちょっと先から残雪の道になって驚いた。峠越えの後に天皇さんと再合流して下る。ループ橋を抜けて、七滝温泉に向かって、少し上り返し。宿前への到着がとても早かったので、今日のうちに河津七滝巡りをすることに。全員初めてで新鮮だった上に、滝よりも柱状節理の変わった地形が面白く、とても楽しめた。1時間以上回って、宿に入ったのは日暮れ前の4時半。その後はゆっくりと、温泉、ビール、舟盛り夕食を楽しんだ。
二日目も晴れだが、冷えている。大鍋越の山道に入ると風は感じなくなった。林道に入ってから、山奥に大きなわさび田があって驚いた。カタカタのコンクリート舗装、土ダード、石ゴロゴロのダート、ぬかるみダートと、久々に走るダートは、なかなか大変だったが、とても楽しめた。昔はこういうのを平気で走っていたのだなあ。大鍋越の開けた場所に出ると、すごい強風で驚く。ここを下った所の道の駅で大休憩。走り的にはもうお腹一杯で、最短で下田に抜ける道へ行くことにする。くしくも20年前のコース取りと同じになった。婆娑羅峠を一気に越え、下田まで快適に下る。下田駅には12時40分に到着。ラーメン屋で昼食を取り、一次解散。ここから、自分と宮村だけで、爪木崎まで水仙を見に、のんびりサイクリングとする。風は強かったが、海も綺麗で楽しめた。下田駅にもどって、3時。最終解散。
<総括> 寒波到来により冷えと強風はあったが、基本的には快晴の中を走れて良かった。コースはそこそこハードで、20年前は女子も含めたメンバで良く走っていたなあ、と思う。初日は三つの峠、わさび田の絶景、残雪の天城越え、奇妙な柱状節理の七滝、温泉民宿、思ってた以上に盛りだくさん。二日目は、上りダートのある、大鍋越えだけで十分お腹一杯になった。おまけで行った爪木崎のんびりサイクリングも含めて、最高の走り納めになった。(G記:2021/12/26)
1日目:12/18(土) =伊東駅→冷川峠→筏場わさび田→国士峠→天城湯ヶ島→浄蓮の滝→天城峠旧道→七滝温泉
参加:G、宮村、浦野、天皇、原
宿泊:民宿しゃくなげ(TEL:0558-35-7657)
天気:快晴、強風
距離:52.85km
獲得標高:1390m
走行時間:7h16min
GPXファイル:ダウンロード
- 608御殿場のアパート発。(いつもより近いので大分ゆっくり。)
- 電車移動:御殿場649→725沼津732→721熱海756→819伊東
(予定より)一本早い635の三島行きに乗る。手は冷たいがひどい寒さは感じない。- 819伊東駅着。
晴れてるけど、寒い。浦野が自転車組立中。
(原さん、宮村、合流。一本後の電車で天皇さん合流、すぐ組立終り。)- ------
- 9:12 伊東駅出発。
(浦野TOPで。標識の見える方向に降りたら、余分に大回りしてしまった。)- 9:21 59号に入る。
いきなり上る。向い風、冷たい。日差しはあるのに。- 9:48 休。日のあたる所。6.55km、280m
少し眺め。風(ちょっと)止む。
9:51 発- 10:10 冷川峠。9.34km、359m
日陰。風結構強い。
10:14 発- 10:39 戸倉野。17.60km、162m
(余分な上りをショートカットするため、ここで右に分岐する予定だったが、浦野が行き過ぎ。天皇さんの声がけで止まり、無事入る。)
(ローカルロード。少し舗装は荒れてる。道端に小規模なわさび田が出だす。)- 10:55 筏場。6.55km、280m
(川沿いにわさび田が見える。)
11:05 発
ここからグイと上り始める。- 11:15 筏場のわさび田。googleでマークされている所。23.1km、374m
(先ほど見えたわさび田の上流。川全部がわさび田になっている。壮観。)
(ずっと頭にあった、わさび田のイメージはこれ。たぶん以前に来た時からの記憶。)
11:18 発- 11:35 国士峠。25.57km、513m
(こじゃれた峠看板あり。)小トイレ。
11:43 発
(下り終盤で荒原棚田を探しつつ、昼食予定のカフェ来伊豆を探すが、)
上の家(井上靖が幼少期に育った本家の家。国道分岐手前)まで来てしまった。
少し戻ってカフェ来伊豆を発見するも閉まっていた。- 12:05 寿司大増@天城湯ケ島。31.17km、214m
(国道沿い。少し交通量あるが、店は閉まっているところ多い。)
(体が大分冷え切っていて、温風ストーブでもなかなか暖まらない。)
(全員同じ、海鮮丼(並)とあら汁を頼む。結構待つ。茶碗蒸しが一番温まった。)
1:10 発
(登り始めてから、全くパワーが出ない。空気が冷たすぎるせいか、息ができない感覚に襲われた。)- 1:25 浄蓮の滝入口。34.42km、336m
下まで降りず。(皆降りるのはしんどいとの感じで、上から滝と記念撮影だけですます。)
(宮村が猪まんを買っていた。)
天皇さん、先に行くと。
1:33 発
結構きつい上り。上に来て少し緩む。- 2:04 旧道への分岐。39.80km、609m
天皇さん、新道で行くと(別れる)。
2:11 発
(駐車場の奥で小トイレの間に、置いていかれる。)
(旧道はダート。すぐ先から道路脇に残雪、最近のか。)
雪、止まって撮る。(道にも残雪、凍ってる。大丈夫か。)- 2:32 旧道の天城トンネル。41.73km、724m
(ここで皆に追いつく。)
(天皇さんから原さんに電話。新道のトンネル出たと。)
(旧道降りる途中で出る一番近い合流点で待つと。)
2:36 発
(薄く凍った雪道を慎重に降る。)- 2:50 国道分岐。天皇さんと合流。44.12km、624m
2:54 発
(国道は乾いている。左側に蓋のない側溝(水が流れている)がずっとあるので走りにくい。)
(意識しないうちに入っていた)ループ橋降る。- 3:05 ループ橋降り、(国道から外れる)出口。50.21km、193m
3:08 発
(結構上り返す)
(一旦宿前に来るが早いので、すぐ手前の橋からの滝めぐりに行くことにする。)- 3:16 滝巡り入口。51.41km、204m
(橋の横からの遊歩道に入る。車両通行止めなので一旦止まったが、前の売店のおばちゃんが、歩行者に気をつけて、行っていいよと言うので、お言葉に甘えて。)
(歩行者はほとんどいない。二個目の滝まで自転車で行ける。その後は歩き。)
滝巡りは、柱状節理がすごかった。
(谷に溶岩が流れ込み、そこで冷え固まって柱状節理が出来、いろんな力を受けて変形した後、川が流れて滝ができた。
(入口まで戻ってきた後、浦野が下流にまだ滝があるというので、少し道路を下り、旅館の横を入る。)
(いくつかの温泉がある遊園のようなところを降りていくと、奥に最大の滝があった。)- 4:28 民宿しゃくなげ。52.85km、190m
(滝巡りで、1時間以上。皆初めてだったのもあり、実に楽しめた。)- ------
- (おかみさんの出迎え。部屋は1階。食事は一部屋で寝るときはもう一部屋使ってと。今回貸切状態。直前キャンセルが入ったのか。)
まず温泉に入る。(男湯と女湯のどちらでもいいが、熱いのが好きな人は女湯の方でと。)
(早めに出たいので、朝食は7時にしてもらう。)
(天皇さんから、時間早いので夕食前にビールの提案。先に)洗濯開始。ビール飲む。- (6時から)夕食。舟盛り。(天皇さん、原さんは熱燗も頼む。ちょっと飲み過ぎたと。)
(天皇さん、原さん、ともコースきつかったようで、明日はどうしようと相談。大鍋越のあと、すぐ婆娑羅峠で下田に出れば早いと話すと、その方向に。)
(当初の予定をショートカットするが、七滝巡りを先にしてしまって、明朝早くでるから、自分もそれでもいいかなと考え出す。下田についてから、電車の広告で見た爪木崎の水仙でもゆっくり見にいくかと。)
(洗濯物を干した後、8時30分くらいには電気消して寝た。)
2日目:12/19(日) 七滝温泉→大鍋越→大沢温泉→婆娑羅峠→下田(第一解散)→爪木崎→下田=
参加:G、宮村、(下田第一解散まで)浦野、天皇、原
天気:快晴、強風
距離:57.75km(下田第一解散まで、45.81km)
獲得標高:1067m(下田第一解散まで、892m)
走行時間:6h58min(下田第一解散まで、4h32min)
GPXファイル:ダウンロード
- 600に目覚ましで起床。夕べは8:30には寝たので、一回1:30くらいに目覚めた。
(洗濯物を干してある部屋の)さくらは鍵がかかっていて、電話で起こす。(宮村は出なかったが、浦野は出た。)
(寒かったせいか)ソックスだけ生渇き。着て乾かす。- 朝食7:00。(食事片付けた後に精算。)宿代51300円(10260円/人)。
- (宿前で出発写真撮影。)
(おかみさんに撮ってもらうが、宮村のiphoneで何故か反応せず撮れない。自分の携帯は大丈夫のよう。それで、物理的シャッターのある、天皇さんのカメラで撮影してもらう。無事撮れた。)- ------
- 8:07 宿をスタート。0km、676m
晴れだが、風冷たく吹いている。
(近くの自販機で)ポカリ買う。(入れる間待ってもらう。)
8:12 発
(降りていくと上の方で新しい道を作っているのが見えた。)
(その下をくぐるように山の方に入っていく。)
(少し上り始めたところで、犬を連れたおばさんに、「これから山越えるの?、大変だよ」というように声かけられた。)- 8:41 道がコンクリート舗装(狭い)になる。7.37km、195m
ブレーカ脱ぐ。風がなければ少し暖かくなってきた。
8:42 発- 8:44 林道入口。8.39km、295m
ここからちょっとだけダートになるが、またコンクリートの道に戻る。- 9:12 ダートに入った。10.92km、459m
9:13 発
土の道。少し緩くなる。- 9:17 (大きな)わさび田。11.23km、467m
こんな山奥に。(谷一杯に結構な規模。)
(休んで眺めてる間に、少し離れていた)天皇さんが追いつく。
9:23 発
(ここから急坂とゴロゴロの石ころダートが現れ、難儀する。数回とまって、再スタート。)
(小さいが何度かまたわさび田が現れる。作業用か音楽かけっぱなしの軽トラが止まっていたり。)
(石ころダートで浦野に少し先に行かれる。上りきった感じになってからはぬかるむ土の道になる。)- 9:55 大鍋越。14.06km、647m
(ここでパッと)開けた。(南に向かう林道が左方向にあり。降る道は右方向。)
(すごく晴れてるが)風強い。寒い。(天皇さんが少し先の風さけられる場所に移動しようと。)
小トイレ。(下りに備えて、持ってきたジレや、キャップ、インナー手袋、などを)着込む。
10:07 発
(最初はカタカタのコンクリートの急坂。ぱらぱらと小石もあり、レーサーはダート下り同様にゆっくり降る。)
(ランドナーの浦野は、久々に水を得た魚のように下っていく。)
(原さんと天皇さんが止まっているところに、宮村と追いついた。ブレーキで手が痛いと。ハンドルの下は持てないとのこと。)
(ちなみに宮村は、前回の反省でステムを逆さまにつけてハンドルを上げたので、下を持てていた。)
(ここから、アスファルトになり、狭いが快適に降ることができた。)- 10:37 (浦野に追いつき、川沿いの)日向で休。23.77km、29m
(店かなんかの前の)おじさんに声をかけられた。(こっち舗装だけど、向こう側大変だったでしょう、と。)
すぐの大沢温泉に入っていけばいいのに、と。(後で地図みたらすぐ裏が大沢温泉だった。)
(浦野がすぐ近くにあるはずの、道の駅を確認しにいった。付いてきたのは自分だけだったので、浦野は残りのメンバも呼びに戻った。)- 10:44 道の駅(花の三聖苑、伊豆松崎)。24.69km、22m
コーヒー、善哉、790円。
(たっぷり休憩。全員、婆娑羅峠経由で下田に向かうことにする。)
11:16 発- 11:39 婆娑羅峠(トンネル手前)。29.89km、252m
(一気に登った。)
11:46 発
(ここからの緩い下りはペダリングしながら)快適に下った。追い風あったか? 向かい風しか感じなかったが。- 12:03 (国道)414号(に入る)分岐。38.77km、43m
宮村が追いついてきた。浦野がFパンクで止まってる。(峠からすぐのところで、と。)
(きっちり15分遅れで浦野、天皇さん、原さんが合流。)
12:18 発
少し風弱まる。- 12:39 下田駅。45.81km、8m
昼食でラーメン屋に入る。小トイレ。
全員、ミソラーメン。1000円。(結構美味しかった。量あって腹一杯。)
(第一解散。)ここで、天皇さん、原さん、浦野別れると。
1:23 発
(浦野と道の駅で別れ、宮村と、ゆっくりペースで、爪木崎を目指す。)
(須崎半島に入ると追い風、上りには良い。したがって、帰りは向い風。)
(明日から始まる、水仙祭りののぼりが結構ある。)- 1:52 爪木崎駐車場。51.76km、23m
水仙はまだ早い感じ。自然の群生がベースで、下の方は植えていた。
(回っていくと)局所的には結構咲いていた。赤いアロエみたいな植物の群生の方が目立っていた。
海岸におりた後、灯台に行く。海はきれい。
2:37 発- 3:05 下田駅。57.74km、-1m
- ------
- 輪行して駅前のカフェに入る。カフェオレ、520円。
駅に行って、出発の段になって、宮村がリュック(サドルバックとか入れている)をしょっていないのに気付く。
カフェにはしょってなかったが。。。自転車周りにはなし。(宮村は)駅員に聞くと。残念だが、自分は先に行く。- 電車移動:下田1608→熱海→沼津→御殿場1901
(電車出発してから、宮村から)メールで、駅事務所に届いていたって。良かった。
(東海道線上りが止まったあおりで、下りの)電車にも遅れが出て、沼津乗り換えがギリギリになったが乗れた。
(御殿場駅で食事して、2017にアパート着。)
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