サンプル:1日目:4/29(土) =高知空港→須崎 (98km/773m) 雨のち曇り
メンバ:小澤、(合流)野田
(小澤記:2022/6/14)
*高知空港を出発するまで
宿泊:戸田旅館
2日目:4/30(土) 須崎→土佐白浜 (86km/1280m) 晴れ
メンバ:小澤、野田、(合流)浦野>>>本隊のランは浦野記録の本編へ。
【コメント】
3日目:5/1(日) 土佐白浜→入野海岸→土佐中村→土佐清水→足摺岬 (64km/543m) 晴れ
メンバ:小澤、野田、浦野
(野田記:2022/8/14)
*朝は三人揃って
今日は、更に南下して名勝「足摺岬」まで約60キロの旅。
8時から喫茶店が開くため、早めの7時から食べて、と云われて下へ降りると、モーニング定食のようで、ご飯はお握り2個のみ。おかわりできる雰囲気はなく、目いっぱい食べたい三人はプチショック。
準備を終えて8時に出発しようとすると、地元の人だろうか、車が数台停まり、お店に入っていく。あの朝モーニングが人気あるようだ。お年寄りにはちょうどいい量だろうが、サイクリストには少なすぎる…。
出発
この辺りの海は、クジラが現れるらしく、ホエールウォッチング観光が目玉になっているが、あまり興味がないので、三人ともスルー。
国道を離れ、海沿いの小道を走っていると、密漁禁止の警告板が幾つもあり、「あわび、とこぶし、さざえ、いせえびなどを採捕すると、20万円以下の罰金」と書いてある。きっと、この辺りで密漁する人が多いのだろう。
鯨の標識 | 密猟禁止の警告板
国道に戻ると、四国名物の「アイスクリン」が。筆者は冷たいのが苦手なので無理だが、200円はリーズナブル。
アイスクリン
渚百選のひとつ「入野海岸」の遊歩道を走っていると、ボードを持ったサーファーのカップルが砂浜を歩いているので、望遠ズームで撮るも、カップルじゃなくにーちゃん二人だった…。
この海岸はサーフィンだけでなく、「Tシャツアート展」も有名らしく、ちょうどこの時期に開催されている。有料なので、中に入らず、入り口でスタッフに聞くと、「応募者に無地のTシャツを送り、絵を描いてもらうシステムで、今年は867点も集まった」とのこと。望遠で覗くと、描く範囲枠が決まっているようで、四角い絵ばかりだ。
サーファー | Tシャツアート展
入野海岸を過ぎると、畑があり、収穫作業をしている。玉ねぎっぽい葉っぱだが、細いので、ラッキョウかと思い、近くで作業していたおとおさんに聞くと、正解。鳥取砂丘の辺りもラッキョウ畑が多く、砂場にラッキョウありである。
収穫中の畑
*ここからソロ?で足摺岬へ
ここで、日本百名城達成を目指すU氏が土佐中村にあるお城に寄ると云うので、それに付いていくO氏とも別れて、ひとり足摺岬へ向かう。
すると、小さな港に、消防車や救急車が停まっていて、駐車場奥で何か打ち合わせをしている。防災訓練かな、と思って先に進むと、救助ヘリコプターも飛んでいるので、近くにいた地元のおじさんに聞くと、「知らないが、四万十川で遭難事故があったのかも」とのこと。
消防車 | ヘリコプター | 四万十川を渡る
その四万十川を渡り、少し行くと、うどん屋があり、まだ11時前だが、少なかった朝食の影響で既にお腹が空いているので、入ろうとすると、後ろにO氏が。お城へ行った後、資料館へ行くU氏と別れて来たらしい。国道はここから内陸部に入るので、海岸沿いの険しい県道を行くとのこと。流石である。
ワカメととろろ昆布と卵が入っている650円の田子作うどんを注文。まだ早い時間なのに、周りには、お遍路さんの格好をした人がいて、結構、繁盛しているので、お遍路さんのための食堂だとわかる。
うどん屋 | 田子作うどん | お遍路さん
ゆで卵のサービスがあったので、お遍路ではないが、一個頂いて、海岸線よりは楽な国道の峠をアタック。トンネルがあるので、難なく越えて下ると、「38番札所の金剛福寺まで27キロ」の石標が。徒歩だとまだ6時間もかかる距離だ。自転車なら2時間ほどなので、やっぱり自転車の方がいい。
水を張った田んぼに、山並みが映っていて、のどかな光景に立ち止まってパチリ。
石標 | のどかな光景
大岐という海岸に来ると、キャンプ場じゃないのに、たくさんのテントが。サーファーも多いので、その家族のために海岸を開放しているのだろう。
道端の無人販売所があったので、覗くと、野菜ではなく、アサリのような貝がワンパック200円の安値で売っており、キャンプならアサリの酒蒸しにするところだが、ガスもコッヘルもないので、アサリ買うの諦める。
海岸にたくさんのテント | 無人販売
以布利(いぶり)という港へ行く分岐に、「大阪海遊館以布利センター」の案内板があり、ジンベエザメやマンボウがいるようだ。折角なので寄ろうと思ったが、道沿いになく、気が付いた時には行き過ぎてしまったので、ジンベエザメも諦める。この辺りから南国感が漂いはじめ、野生のビワがなっていたりする。
案内板 | 野生のビワ
*足摺岬は賑やかに
田子作を出て、3時間、やっと足摺岬に着き、少し待っていると、U氏が颯爽とやって来る。
O氏はまだかかりそうなので、二人で岬の見える展望台に行って、断崖絶壁の足摺岬を撮り、灯台前では、追いついたO氏と共に記念撮影。
足摺岬 | 灯台前で
41年前に来た時は、椿の木が生い茂る遊歩道を歩き廻ったので、今回も、と思っていたが、暑いし、バスツアー客も多いし、マスクをして歩くのもしんどいので、止めて、ひとり入口の自転車置き場に戻ると、隣に、40才ぐらいのロードバイクにーちゃんがいる。
話をすると、宇和島から100キロ走って来て、40キロ先の中村まで行くとのこと。この装備ですごい体力である。筆者には到底無理…。
ロードバイク
宿泊:民宿福田屋
まだ15時半だが、岬から近いお宿「民宿福田家」に入り、クーラーでキンキンに冷えた缶ビールとバナナを頂いていると、二人が到着。
お風呂は、沸かすのが面倒なのか、「近くの温泉ホテルまで送るので、そこで」と女将さんに云われ、料金も不要とのこと。こちらとしても、ホテルの大浴場に入ることができるので、ウエルカムである。
夕食は、カツオのたたき、シマアジ、ブリ、スマガツオの刺身、グレの唐揚げなど魚三昧。筆者は、夕食時、日本酒を呑むので、白米は全く食べないが、二人は、何と五杯も食べていた…。
海の幸の夕食
阪神は、西純也の好投、糸原、近本の活躍で宿敵巨人に8-1の快勝。これで巨人三連戦三連勝!最高の気分で寝る。
例のヘリコプター捜索事件については、ネットで調べてもわからないので、翌朝、お宿の方に朝刊を借りてチェックすると、なんとそれらしい記事を発見!「田野浦に住む85才の男性が二日前の30日に散歩に行くと云って帰って来ず、警察が情報収集中」と書いてある。田野浦という地名は、あの救急車や消防車がいた場所であり、間違いない。やっぱり、捜索中だったことがわかり、スッキリする。
4日目:5/2(月) 足摺岬→宿毛 (70km/591m) 晴れ
メンバ:小澤、野田、浦野、(合流)宮村
(小澤記:2022/6/14)
*ゆっくりと出発
宿泊:米屋旅館
5日目:5/3(火) 宿毛→宇和島 (--km/--m) --
メンバ:小澤、野田、浦野、宮村、(合流)DAZ、アコ>>>本隊のランは宮村記録の本編へ。
【コメント】坂本ダムの少し上流から、県道4号を右に入り、橋を渡って対岸の細い道を走りました。道はそれほど悪くなく、快適に走りましたが、落ちている細い木の枝が棘だらけでびっくりです。パンクしないように、細心の注意を払いつつ、爽やかな山道を楽しみました。
高知県から愛媛県に入ったところで、県道の番号が4号のままで変わらなかったのはプチ発見です。
6日目:5/4(水) 宇和島→大洲→内子 (69km/880m) 晴れ
メンバ:野田、浦野、宮村、DAZ、アコ、(離脱)小澤>>>本隊のランはDAZ記録の本編へ。
【コメント】娘たちの帰省を受け入れるため、お先に失礼させていただきました。清流あり、海岸沿いあり、奇岩あり、そして何よりの海の幸満載の、充実したランでした。野田さん、宇和島駅までのお見送り、ありがとうございました。
私は、宇和島駅8:40発宇和海8号(気動車)、松山駅で同じ番線に縦列停車中の10:21発しおかぜ14号(電車)に乗り換え、岡山からは新幹線で東京に戻りました。楽しみにしてた瀬戸内海の絶景を堪能して、旅を〆ました。後でわかったのですが、四国の特急は振り子式車両で激走するのも、松山駅の縦列停車についても鉄オタ勢には有名らしいです。
7日目:5/5(木) 内子→檮原 (63km/1320m) 晴れ
メンバ:野田、浦野、宮村、DAZ、アコ
(浦野記:2022/5/31)
宿泊:いちょうの樹
8日目:5/6(金) 檮原→久万 (78km/1676m) 晴れ
メンバ:野田、浦野、宮村、DAZ、アコ
(宮村記:2022/7/25)
宿泊:安らぎの宿でんこ
9日目:5/7(土) 久万高原→R33→美川→佐川→伊野 (84km/352m) 曇り後晴れ
メンバ:野田、宮村、(離脱)浦野、DAZ、アコ
(野田記:2022/8/20)
宿泊:藤崎旅館
サンプル:10日目:5/8(日) 伊野→高知空港 (--km/--m) --
メンバ:野田、宮村
(野田記:2022)
関連リンク:
RinRin Report 参照 統合版
ツーリング記録 参照