ショートレポート:
春ラン(花見) 筑波
筑波山梅林、四阿に向かう遊歩道にて
by 那珂(投稿日:13 Apr 2025)
日程:2025/3/22(土)
参加:G(計画)、吉田、那珂、浦野、DAZ、アコ
コース:=岩瀬駅→筑波山梅林→雨引観音→岩瀬駅= (69km - 8.0h)
ツーリング記録 参照
メモ:
今回は花見ランの3月ver.として筑波エリアで企画して頂いたもので、2015年3月ランのコース(りんりんロード-薬王院 - 筑波梅林 - 風返峠まで)に、雨引観音を組み合わせた形となっている。筆者は2015年に参加しているが、なぜかりんりんロードと梅林での昼食以外は記憶が飛んでいて、今回実に新鮮な気持ちで各所を巡ることができた。またGokiさんの予告通り前回2月の花見ランのような激坂は無く、花見らしい気分で走ることができた。
1日目:3/22(土)
コース:=岩瀬駅→りんりんロード→薬王院→筑波山梅林→風返峠→小倉→上曽峠→雨引観音→岩瀬駅=
参加:G(計画)、吉田、那珂、浦野、DAZ、アコ
天気:晴れ
距離:68.73km
獲得標高:1254m
走行時間:8h1min
*出発まで
浦野号にはダズとアゴ氏を乗せて、那珂号は単独で大網から、それぞれ桜川市庁舎に8時頃到着して合流し、集合地の岩瀬駅に向かう。自宅から34kmも自走してきたGokiさんは既に到着していたが、朝のランはかなり寒かったそう。ダズが持って来たダウンをクルマに置いていくのを躊躇したくらいなので、さぞやのことと想像される。吉田さんはクルマで駅に現れ、聞けば以前停めた駅裏の駐車場が満車とのことで、急遽浦野が自転車で先導して市庁舎へ。そうこうしているうちにほぼ予定通り9時過ぎに出発。
岩瀬駅を予定通り出発
*りんりんロード
先ずは廃線跡をサイクリングロードに造り替えたりんりんロードを南下する。あいにくの向かい風の中、ダズをトップに、浦野、那珂、アコ氏と続き、遠くに筑波山を眺めながらほどほどのスピードで進む。
Gokiさんは後方で吉田さんやアコ氏と雑談しながらリラックスモード。時々廃線前に使われていた石垣のホームが現れると、何年か前にここを走った時の記憶が微かに蘇ってくる。途中、左手の山の中腹には桜が咲いているのが見えて、「あれが今日の最後に立ち寄る雨引観音だよ」と浦野が教えてくれた。15km地点で左折してりんりんロードとお別れとなるが、ここで5分ほど小休止してこれから始まる上りに備える。
りんりんロードを南下、青空が霞んでいるのは花粉のせい
*薬王院
案内板によると薬王院は782年開創で、現在の本堂は何回かの火災を経て1680年再建、三重の塔は1704年完成。また境内と裏山にはスダジイ(椎の木)樹叢(じゅそう)が広がっていて県の天然記念物になっている。門をくぐって石段を上がると、本堂の前には「なでぼとけ」が鎮座し、ダズが片手を仏様に、他方の手を自分の腰に当てて腰痛治癒を祈願(ご利益があるといいね!)。また三重塔をバックに梅がきれいに咲いている。
薬王院の門 | なでぼとけと本堂
三重塔と梅
さてそろそろ出発という頃、お寺の人(僧侶?)が現れて石段の下に見える自転車達を指さして一言、「寺の財産なので自転車を立て掛けないで」とご指導頂いた。果たして石灯籠なのか、スダジイの案内板前にあった岩なのか、はたまた雨水を流すための石組の溝なのか、自転車をどこに立て掛けたのがいけないのか定かではないが、全てダメとすると地面に寝かせるしかないが、それが良かったのだろうか?などと若干釈然としないながらも、お寺に口答えしてもバチが当たるだけなので神妙にして1030頃出発。
*筑波梅林
薬王院から20分程上って視界が開けたところで15分程休憩。アコ氏はバッグから発見された昨年GWツアー時の羊羹でエネルギー補給。
花粉に完全防備の吉田 | エネルギー補給のアコ氏
ここから5分ほど下るときれいな梅林が目に飛び込んでくる。山の斜面に木道が整備され、展望四阿(あずまや;案内板にこう書かれていて、調べるとこのように読むことが分かった)まで往復して梅林を楽しめるようになっている。が、案内板をよく見ると梅林はこのあと下って県道42に出るあたりまで続いていて、ここはその上端部に過ぎないことが分かる。さて、木道を歩いて行くとピンクや白の梅がトンネルみたいにして迎えてくれる。四阿からは、遠くは霞んでしまっていたが関東平野方面を広く見渡せる。自転車で下り始めるとすぐに県道42号に出るが、その手前で一旦トイレ休憩とし、11時半頃再出発。
筑波山梅林、四阿に向かう遊歩道にて
*風返し峠から昼食のお店へ
風返し峠までは県道を行くのでやや車が増える。20分ちょっとで220m程アップしてピークとなる。峠では5つの道が交差してどの道を下るのか迷ったが、協議の上正しい道を見出した。
風返峠を上り切って
那珂がトップで気持ち良く下り始めるが、予定していた昼食の店がある交差点よりも手前で左折してしまうというコースミス。5分ほどロスした後、Gokiさんが候補にしてくれていた山小屋風のお店「トムソーヤ」には12時半近くに到着。みんなの注文は、3つのランチの中から紫峰もち豚を使ったハンバーグか同ステーキに分かれた。提供にちょっと時間がかかったり、普通盛りのライスが大盛になってしまうミニアクシデントはあったが、美味しく頂いてお腹いっぱいに。1345頃出発。
Aランチはハンバーグ | トムソーヤから午後の出発
ここで「紫峰もち豚」とは何ぞやと調べてみると、石岡市のブランド豚で、筋肉にサシ(脂肪)がきれいに入るように飼料が工夫されているらしい。また紫峰(しほう)とは、筑波山の山肌の色が朝は藍、日中は緑、夕方になると紫色へ変化することから別名「紫峰(しほう)」とも呼ばれることに因んでいるとのこと。
*上曽峠から雨引観音へ
35分ほど走ると270mほどアップして上曽峠に到着。
上曽峠の先行組 | アコ氏も最後の関門をクリア
20分ほど休憩して下り始める。下り切ると午前中に南下したりんりんロードを横切って、一つ西に並行する農道を北上する。車が少なくて、北海道みたいに長い直線路を気持ち良く走る。10km近く平地を走った後、雨引観音まで120m位の最後の上りとなる。頂上付近はいくつかの小さなアップダウンとなっていて、上りでは先行する吉田さんについて行けず、下りで追いつきそうになるが上りでまた離されての繰り返しとなってしまい、とてもきつかった。
雨引観音へ裏から至る林道出口にて
駐車場に到着すると鳥の甲高い鳴き声が近くに聞こえる。なぜか上を見上げる人々が居て、その視線方向に振り向くと、小屋の上に立派な孔雀が居て、見張り番というか、睨みを利かせているというか、私達を見下ろしているような気がした。
小屋上の孔雀
駐車場からの石段は、黒門、仁王門と続き、左手にそびえ立つ石垣の上へと続く。本堂の隣の多宝塔が目を引く。元は三重の塔だったものを二重の塔として完成させたらしいが、2層目の外壁は円形となっている。多宝塔の前には記念撮影用のベンチとスマホでセルフ撮影ができるように”自由にお使い下さい”の三脚まで用意されている。これを使わせてもらってGokiさんのスマホで記念撮影(アコ氏は残念ながら売店散策で不在)。10分位すると桜川市のご当地キャラであるサクリンが現れ、有志が一緒に記念撮影。さらにはハートの花輪が用意されているのを見つけて、ダズとアコ氏はここに顔を入れて記念撮影。一方、売店散策のアコ氏が見つけた「筑波山麓サイダー」は、つられて多くのメンバーが購入。柚子とかブルーベリーとかご当地フルーツを使った数種類を取り揃えていて、筆者はブルーベリーにトライ。案内板によるとこのお寺は6世紀末に開かれた、延命観世音菩薩を本尊とする、坂東観音霊場第二十四番札所の名刹、とのことだが、とても観光客フレンドリーな(ビジネスに長けた?)印象である。またネットによれば、ここは紫陽花でも有名で、手水に紫陽花の花を浮かべる花手水というのも早い時期から導入しているらしい。その季節に訪れてみるのも良いかもしれない。
雨引観音本堂でお参り | 多宝塔前で記念撮影
サクリンと記念撮影 | 筑波山麓サイダー
雨引観音を降りる遊歩道にて
*さいご
雨引観音を出たのは既に1630頃となっていたが、あとは岩瀬駅まで下りと平地で10km程度なので、17時頃には無事到着できた。Gokiさんはここで輪行、他のメンバーは車を停めている市庁舎へ。吉田さんは帰路に着き、残りの4名はネットで調べた店に行って夕食(海鮮和食処かもん;肉系定食の他に、時価とされる刺身盛り合わせを値段確認の上追加)。浦野はダズとアコ氏を乗せて高速利用で、那珂は単独で一般道でそれぞれ帰宅。国道4号が高速道路みたいなのでびっくりした。
夕暮れ前に無事到着
【浦野コメント】筑波梅林はやや盛りを過ぎていたが、まだまだ十分楽しめた。Gokiさんによると以前満開の時期に来たことがあるそうだが全く覚えておらず、今回も新鮮な気持ちで鑑賞できた。雨引観音の河津桜はちょうど見頃で感動もの。天気が良かった分、花粉も飛びまくっていたらしく一日中目の痒みに悩まされたランだった。
【吉田コメント】30分程度余裕をもって岩瀬駅に到着したが予定していた線路反対側の岩瀬休憩所駐車場が満車で焦る。浦野さんに誘導してもらい市役所駐車場にとめることができたけれども出発時間9時ちょうどの到着になってしまった。(すいませんでした)最高気温が20度を超える予報だったので、半袖ジャージ+アームカバーと3/4のビブにしたがちょうど良かった、梅も桜も見ることができたし良い季節になったと思う。今回はヒルクライム用(単に軽いだけ)のメリダにしたのでその分軽快に登ることができたが、風返峠の下りから前輪に強く制動をかけると大きな音が出るようになった。ヘッドのガタを疑い帰宅後調整するが治らず、西新宿のメンテナンスショップ(バイキング ザ メンテナンス)に持ち込み見てもらうと、ブレーキシューが減りすぎて不安定になったのではないかとのこと。後日、新しいシューに交換し無事解決した。消耗品はあまりケチりすぎてはいけないということですね。
【DAZコメント】朝は浦野さんの車で拾って頂けることになり、輪行の場合より一時間も遅く出発できたのでとても有難かった。明るい時間帯の出発で、日の出が早くなってきたことを実感する。服装も冬ランより薄着となり、各地で花見も出来て、春の訪れを嬉しく感じられたランだった。出発前は体力に不安が有るアコと、どこか登りをショートカットするとしたら、雨引観音かなぁ・・・と話していたが、カットすることなく完走出来て良かったし、前に紫陽花シーズンに来た時も思ったが雨引観音は観光客へのサービス精神が豊富で、今回の訪問も楽しかった。
【アココメント】昨年11月の足尾ラン以来のサイクリング。加齢に抗う体力増強もしておらず、果たして1000アップもできるのか…と不安でしたが、リタイヤすることなく、なんとか完走できて安堵しています。コース最後の観光ポイント、雨引観音ではちょうど桜が見頃で、そこに辿り着くまでの辛さが吹き飛ぶ思いでした。境内ではサービス精神溢れる愛らしいサクリンと一緒に写真タイム。そんなサクリンをちょっと離れたところからしばらく観察していたのですが、1人の時も常にサクリンらしさを失わないふるまいで、つば九郎も真っ青の着ぐるみとの一体感。役所の広報担当者が仕事でやっているとは到底思えないなりきりぶりでした。いったい”中の人”はどんな人なのか…しかし真実は知らない方が良いのかもしれません。今回のサイクリング、赤のアウディ浦野号による送迎がとっても快適だったのも大きなポイントでした。次のランはいきなり5月のGW九州ツアー。ドキドキですが頑張ります!
【Gコメント】スタートしてすぐのりんりんロードは向い風(南風)で嫌だなあと思っていたが、吉田やアコ氏とダベリながら走ったらあっという間だった。上りが結構速くて、朝の自走が効いたのか後半は脚が一杯になった。久々に参加のアコ氏にはGWツアー前の十分すぎる準備になったのでは無いだろうか。もう春仕様のウエアで無いと暑かった。最後の雨引観音でアコ氏が見つけたご当地サイダーを自分も飲んでみたが、乾いた体に程よく美味しかった。
関連リンク:
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